草の根選挙とは?

クオリティ埼玉 / 2014年10月29日 1時35分

ある新聞に「若さを生かし自転車で市内を回るなど草の根的な選挙運動を展開」という記述があった。
あぜんとした。自転車遊説は銀輪遊説をいって一時はやったもの。
自転車に乗れば「草の根」なのか?
 
かつて、政治の浄化を訴えて立ちあがった議員が存在した。
組織作りは本人と賛同する支持者数名で、一軒一軒回って立ち上げた。
当時はトップダウンの選挙が主流であった。
高度成長期でもあった。
例えば、綜合建設業。そのトップがこの候補がいいとなると末端の下うけ業者まで命令がすみずみまでゆきとどき、その会社組織自体が集票マシーンとなった。
自治会長が「うん」といえばその地区は制覇されたと言われた。
 
そのような組織戦ではなく、その議員候補は一人一人の心をつかみ、激戦を制した。市民誰もが「政治は変わる。自分達一人一人の政治は動くものではないか。」と思った歴史的瞬間だった。
 
まさに「草の根選挙」そのものだ。
「組織選挙」の対語が「草の根選挙」ではないか。
 
自転車に乗ったり駅頭に幟をたててビラ配りをしたり、そういう戦術は「草の根」ではなく「イメージ選挙」だ。
 
メデイアの一面を飾る記事で誤った表現をされることも政治の劣化を招く。
 
女性として期待していた「小渕優子総理誕生」。本人もそうだが後援会の脇の甘さが今回の事態を招いた。埼玉県北は群馬に隣接。有権者の体質も似ていると聞く。いまこそ、真の「草の根」選挙を実行実現する議員の出番だ。
賢い有権者は「イメージ戦略は一つの選挙のツール」と心しなければならない。
                      (伊勢谷   珠子)

クオリティ埼玉

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