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タイラー・ヒーロー、成長の秘訣は“先輩”ブッカーの存在「常に注意深く見てきた」

NBA Rakuten / 2024年1月6日 10時24分

ヒーローは今季平均23.3得点をマーク


マイアミ・ヒートのタイラー・ヒーローはNBA5年目を迎えた成長著しい有望株だが、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーがお手本の1人だという。シグネチャーシューズをプレゼントされたエピソードなど、友情について語っている。『マイアミ・ヘラルド』のアンソニー・チアング記者が伝えた。

2019年のドラフト全体13位指名でヒート入りしたヒーローは、22年に66試合(うち先発10試合)に出場して平均20.7得点を挙げて最優秀シックスマン賞を受賞。昨季は4年目でキャリア初のシーズンを通してスタメンを務め、自己最多の67試合に出場して平均20.1得点をマークした。

今季は右足首捻挫の影響もあって16試合の出場にとどまっているが、平均23.3得点、3ポイント成功率42.9%の成績を残しているヒーロー。日本時間1月6日(現地5日)にサンズと対戦するにあたり、サンズのブッカーに関して、夏に会う「素晴らしい友人」「尊敬する彼と対戦できるのは楽しい」と語った。

ヒーローとブッカーは同じケンタッキー大出身で、奇しくも同じドラフト全体13位指名、スコアラーなど共通点は多い。2017年にヒーローがケンタッキー州に引っ越した際から友情を育んできた。最近では、ブッカーの初となるシグネチャーシューズ「ナイキ ブック1」を1足プレゼントしてもらったという。

「他の選手のプレイを自分に取り入れようとしてきたのは、ブック(ブッカー)とステフ(ステフィン・カリー)だけだ。ブックは常に注意深く見てきた選手で、実際に彼のプレイからいくつかのことを得られたと思う。僕らはどちらもスコアラーだけど、ブックはプレイメイキングでチームメイトをステップアップさせ、さらに一歩踏み出した。僕の次のステップは、チームメイトをより良くすることだ」

3学年上のブッカーの背中を追いかけることで、ヒーローはさらなる成長を遂げるだろう。



(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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