アダム・シルバー・コミッショナーがフランチャイズ拡張について言及

ラスベガス以外にもシアトルや複数の都市が興味を示しているとの報道も

NBAのアダム・シルバー・コミッショナーはリーグのフランチャイズ拡張について、検討している都市のリストにラスベガスが入っていることを認めた。『ESPN』の番組に出演したシルバーは、「メディアとの関係をどのように構築していくのかを決めなければいけないが、その後はフランチャイズの拡張に目を向けるだろう」とコメント。放映権に関する新しい契約がまとまり次第、本格的なフランチャイズ拡張の話を進めると語った。

以前からラスベガスは候補地として名前が浮上していた。毎年サマーリーグの開催地にも選ばれており、最近ではインシーズン・トーナメントやWNBAのオールスターも開催されている。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、ラスベガスにフランチャイズが設立される場合はオーナーになりたいと過去に何度も発言していた。

ラスベガス以外では、シアトルも候補地としてしばしば名前が挙がっている。さらに直近の『NBA.com』のインタビューでは、メキシコシティも「我々の視野に入っているが、次の拡張のタイミングではないだろう」とシルバーはコメントしていた。そのほか、ナッシュビル、バンクーバー、モントリオールがNBAのチームを持つことに興味を示しているとも報じられている。

シルバーは今週末のNBAオールスター2024の期間中に、毎回恒例となっている記者会見を行なっている。その場でも、フランチャイズ拡張に関する何らかのコメントがあるかもしれない。

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