【無料配信】大学キャリアの集大成を迎える富永啓生、全米大注目の“マーチ・マッドネス”でアピールなるか【3/23(土)午前7時50分 ネブラスカ大学 vs テキサスA&M大学】
NBA Rakuten / 2024年3月22日 12時10分
大学王者を決めるトーナメントに初参戦へ
ネブラスカ大学に所属する富永啓生は日本時間3月23日(現地22日)に、NCAAトーナメントの1回戦でテキサスA&M大学と対戦する(試合はNBA Rakutenで無料配信)。
大学の全米王者を決めるべく、毎年3月から4月中旬にかけて行われる通称“マーチ・マッドネス”は、アメリカで絶大な人気を誇るトーナメントとして知られる。日本で例えるなら高校野球の甲子園にイメージとして近く、下位シードによる番狂わせや、ブザービーターなどの劇的なエンディングなどアメリカ国民が熱狂する一大イベントだ。
NBA入りへ最高のアピールの場
大学バスケ界最高の舞台に初めて出場する富永は、今季チームトップの平均14.9点、71本の3ポイントシュート成功数(成功率37.2%)を記録するなど、エースとしてネブラスカ大学を牽引してきた。レギュラーシーズン最終戦となった3月11日(同10日)のミシガン大学戦では30点、16日(同15日)のビッグテン・カンファレンス・トーナメント準々決勝のインディアナ大学戦でも23点と活躍。ロゴスリーを決めるなどエキサイティングなプレイを連発し、現地の番組では「NCAAトーナメントで富永の活躍を見逃すな」、「トーナメントで一番感情が豊かな選手。時間を作って観てほしい」と注目を浴びる存在となっている。
そうなると期待されるのが富永のNBA入りだが、主要メディアが展開するドラフトでの指名選手を予想するモックドラフトではその名前がなく、現時点でドラフトされるチャンスは低いと言わざるを得ない。しかし、強豪ひしめくこのトーナメントで活躍すればスカウトの評価も変わってくる可能性もあるだろう。それだけにNBA入りを目標と語る富永にとっては極めて重要な舞台となる。
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マーチ・マッドネスで評価を一変させた選手は過去にもいる。その一例として挙げられるのがステフィン・カリーだ。2008年、当時デイビッドソン大学の2年生だったカリーは、1回戦で40点をマークするなど4試合で平均32点と大活躍。上位シードを次々に破ってベスト8進出を果たした第10シードのデイビッドソン大学の快進撃は、今でもシンデレラストーリーとして全米に語り継がれている。それ以前は全国レベルでの注目度が低かったカリーはそこでの活躍が評価され、もう1シーズン大学で実績を残した後、2009年の1巡目全体7位でゴールデンステイト・ウォリアーズにドラフト指名されるに至った。
年齢(現在23歳)など総合的に見たときに富永の1巡目指名は現実的ではないかもしれないが、全米が熱狂するようなパフォーマンスを披露できれば、2巡目での指名に興味を示すNBAチームが出てきても不思議ではない。
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ネブラスカ大史上初のマーチ・マッドネス勝利なるか
今回のトーナメントでサウス・リージョンの第8シードとなったネブラスカ大学がマーチ・マッドネスに出場するのは8回目だが、未だに同大会での勝利はない。対して、1回戦の相手となるテキサスA&M大学は2年連続16回目の出場。過去にはベスト16に進出するなど実力校の一つだ。これまでにアレックス・カルーソ(シカゴ・ブルズ)、クリス・ミドルトン(ミルウォーキー・バックス)、ロバート・ウィリアムズ三世(ポートランド・トレイルブレイザーズ)などを輩出している。
今季はシーズン終盤まで出場が危ぶまれていたが、SECカンファレンス・トーナメント準決勝で強豪ケンタッキー大学を撃破。決勝では敗れたが直近6戦で5勝を挙げ、第9シードに入った。
チームの中心を担うのは、ウェイド・テイラー四世とタイリース・ラドフォードのバックコートコンビだ。テイラー四世は2戦連続で30点以上、3ポイント成功率も直近4戦で44.2%(シーズン通算31.5%)と絶好調。また、ラドフォードも直近7戦で18.7点と安定しており、両選手ともにどこからでも得点を決める力がある。
また、平均リバウンド数(42.7)、オフェンシブリバウンド数(17.3)は全米トップと、シュートを落としても積極的にセカンドチャンスを狙ってくる。リバウンドに難があるネブラスカ大学は、チーム全員でリバウンドを取りにいく姿勢が大事になってくるだろう。
日本人では八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ/当時ゴンザガ大学)以来のマーチ・マッドネス出場を果たす富永。初めて経験する大舞台で、“和製ステフィン・カリー”と称される持ち味のシュート力を見せつけ、大学の歴史に名を刻むことができるか。
■ネブラスカ大学vsテキサスA&M大学
配信:3月23日(土)午前7時50分
実況:近藤祐司、解説:大西玲央(英語実況も選択可)
※試合は「Rチャンネル」でも配信予定
(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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