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FAの噂:ビンス・カーターはキャリア最終年をヒートで締めくくるのか?

NBA Rakuten / 2019年6月10日 16時22分



 


キャリア21年目を終えた大ベテランのビンス・カーター(アトランタ・ホークス)がNBAでプレーする姿を見られるのは来シーズンが最後になりそうだ。

ESPNの「The Jump」に出演したカーターは、来シーズン限りで引退することを明かしている。

そして、今夏にFA(フリーエージェント)となるカーターはキャリアを地元であるマイアミ・ヒートで締めくくることを検討していると「Miami Herald」のバリー・ジャクソン記者が報じた。

もしこれが実現すると、ドウェイン・ウェイドが引退したヒートのラインアップに、新たなレジェンドが追加されることになる。

今シーズンは1試合の平均出場時間が26.2分であったウェイドに比べると、過去5年間の平均出場時間が20分程度である42歳のカーターから同じようなパフォーマンスを期待することは難しいだろう。

しかし、今シーズンに平均7.4ポイント、2.6リバウンド、1.1アシスト、シュート成功率41.9%をマークし、豪快なダンクを決めるカーターの身体能力の高さは42歳になった今でも健在だ。

一方で、今オフに金銭的余裕がないヒートの来期の合計サラリーは推定1億4000万ドル(約152億円)に上ると言われており、この額にはプレーヤーオプションを有するハッサン・ホワイトサイドとゴラン・ドラギッチの4630万ドル(約50億円)が含まれている。

仮にホワイトサイドやドラギッチがプレーヤーオプションを放棄してFAになったとしても、ヒートにはスター選手に多額の契約金を払えるキャップスペースは残っていない。

このことから、カーターを今オフのFA市場で獲得することは、ヒートにとっても費用対効果の高いデイールになるのではないだろうか。シューティングガード、スモールフォワード、パワーフォワードの3ポジションでプレーできるカーターは、今シーズンのスリーポイント成功率も38.9%とまだまだ戦力になることが予想される。そして、彼の年齢を考えると比較的、低額で獲得できる可能性があるからだ。

フロリダ州、デイトナ・ビーチ出身のカーターは、キャリア21年をトロント・ラプターズ、ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)、オーランド・マジックなど計8球団に在籍してきたが、地元のマイアミ・ヒートでプレーしたことは一度もない。

来シーズンはウェイドなきヒートで、今度はカーターが「ラスト・ダンス」を踊ることになるかも知れない。

文:ビタラフ アドル



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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