【無料配信】昨季のリベンジへ、八村塁擁するレイカーズが王者ナゲッツに挑む【4/21(日)午前9時30分 レイカーズ対ナゲッツ】
NBA Rakuten / 2024年4月20日 11時30分
昨季のカンファレンスファイナルではスウィープ負け
日本時間4月21日(日)午前9時30分からロサンゼルス・レイカーズ(ウェスト第7シード)とデンバー・ナゲッツ(同第2シード)によるウェスタン・カンファレンス プレイオフ ファーストラウンドが開幕する。
リベンジの鍵は“ストップ・ザ・ヨキッチ”
先日のプレイイン・トーナメントでニューオーリンズ・ペリカンズを破り、プレイオフ進出を決めたレイカーズは一回戦から昨年の雪辱を果たす機会が巡ってきた。昨季のプレイオフ、第7シードながらカンファレンスファイナルへと進出したレイカーズだったが、ニコラ・ヨキッチやジャマール・マレーといったスター選手擁する第1シードのナゲッツ相手に4戦全敗と為す術なく敗退。レブロン・ジェームズがプレイオフ(NBAファイナルを除く)でスウィープ負けを喫したのは、20年のNBAキャリア(プレイオフは16度出場)で自身初の出来事と苦渋を舐めさせられた因縁の相手だ。
勝利のためにはやはりナゲッツの大黒柱であるヨキッチに、いかに気持ちよくプレイさせないかがポイントとなるだろう。その中で期待したいのが今季スターティングメンバーの座を勝ち取った八村塁だ。昨年のプレイオフでレイカーズは、守護神のアンソニー・デイビスをリムプロテクトに専念させるべく、ヨキッチに八村をマッチアップさせるという作戦をとった。デイビスに次いで2番目に多くヨキッチをガードした八村は、ヨキッチとマッチアップした際にフィールドゴールを40%に抑え、ターンオーバーも6つ誘発するなど奮闘を見せた。今季も八村はチームで2番目に多くヨキッチを守っているが70%近いフィールドゴール成功率を許しており、雪辱の思いは強いものがあるだろう。
また、八村にはポイントゲッターとしての期待も大きい。今季1試合平均13.6点を挙げた八村だが、オールスター以降に限ると16.2点とチームのサードオプションとして重要な役割を果たした。ジェームズとデイビスにマークが集中する中で、カッティングや3ポイントで安定した得点が見込める八村の働きは勝敗に直結するといっても過言ではない。3月3日におこなわれたナゲッツ戦では23点と気を吐いた八村。リベンジの舞台でもレイカーズを勝利に導く活躍を見せたいところだ。
2連覇へ、チームバランスの良さはリーグ屈指
対する昨年のNBAチャンピオン、ナゲッツは攻守におけるバランスの良さが特徴だ。今季オフェンシブレーティングは117.8点(リーグ5位)、ディフェンシブレーティングは112.3点(リーグ8位)とリーグでも上位の数字を記録している。特にオフェンス面においてはリーグ3位のチームアシスト数(29.5)をマークするなどヨキッチを中心としたボールムーブからチーム全体で得点を奪う。
レイカーズ戦に限るとヨキッチ、マレー、マイケル・ポーターJr.、ケンテイビアス・コールドウェル ポープ(1試合のみの出場)と実に4選手が平均20点以上をマークするなど的の絞りづらい攻撃を展開してくる。今季ヨキッチが13アシスト以上した試合は8勝2敗。このリーグ屈指のゲームコントロール力は4勝先取のプレイオフにおいても大きな武器となることは間違いない。
さらに昨年のカンファレンスファイナルで平均32.5点と抜群の勝負強さを発揮したマレーの存在もレイカーズにとっては脅威となるだろう。そしてなんといってもファイナルを制したという経験こそ他のチームにはないナゲッツの武器だ。2連覇へ向け、難敵揃いのプレイオフを再び駆け上がる。
今季両チームの直接対決はナゲッツの3戦全勝と相性ではナゲッツに大きく分がある。レイカーズが昨年のリベンジを果たすのか、それとも王者が返り討ちにするか。今年のプレイオフも一回戦から目が離せない。
■ロサンゼルス・レイカーズ対デンバー・ナゲッツ第1戦
配信:4月21日(日)午前9時30分
実況:三橋泰介、解説:中川和之(英語実況も選択可)
■今季直接対決
10月25日:レイカーズ 107- 119 ナゲッツ
2月9日:ナゲッツ 114- 106 レイカーズ
3月3日:ナゲッツ 124- 114 レイカーズ
(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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