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グリズリーズの渡邊雄太がInstagramでライブ配信を実施 来季から日本でプレイすることを発表

NBA Rakuten / 2024年4月20日 11時39分

日本代表としてパリ五輪出場には前向き


4月20日、メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太がInstagramでライブ配信を行ない、来季から日本でプレイする意思を明かした。

渡邊はレギュラーシーズン終盤に“個人的な理由”で欠場していたが、メンタルの状態が理由だったと説明。現在の契約が2年契約で来季もプレイヤーオプションを有しているが、それでも日本でプレイする決断を下したのは、「練習でやってきたことを試合で出したい」「とにかくバスケットがしたい」という思いが強かったからだという。

10月に30歳となる渡邊は、渡米してからの11年間、苦労も多かったという。それでも「20代は逃げず、どんな苦労をしてでも結果にこだわる」と自分を奮い立たせ、NBA選手となった。しかし今年2月にメンフィス・グリズリーズへトレードされ、活躍した次の試合で出場機会がなかったことにショックを受けたと吐露。30代は楽しくバスケットがしたいと、日本行きを決めたと語った。

「日本もすごくレベルが高くなっている。自分がどれだけできるのか、バチバチのやり合いだったり、バスケットを純粋に楽しみたい」

オールスターブレイク後もメンタルに起因したと考えられる症状が身体にも出ていたこともあり最後まで欠場となったが、チーム練習に参加したり、コーチとともにワークアウトは行なってきたという。

自身に寄り添ってくれたグリズリーズに対して、「感謝しかない。手厚くサポートしてくれた」とコメントしている。また、ミーティングでは来季もチームに戻ってきてほしいと言われたものの、日本に戻る決意は揺るがなかったと説明。その決断に「1ミリも後悔はない」と言い切った。

身体の状態も良く、夏に控えるパリ五輪への出場にも前向きだ。

なお、来季の所属先は未定で、まだどのチームとも交渉していないと明かしている。「一緒にプレイしてみたい選手は?」というユーザーからの質問には、日本代表のチームメイトで、今回の件で頻繫に連絡を取り合ったという富樫勇樹(千葉ジェッツ)を挙げた。一番仲がいいと明かしつつ、「逆に対戦もしてみたい」とも語った。

「日本に帰ってプレイするのはめちゃめちゃ楽しみ」と語る渡邊は、来季どこでプレイするのか。新たなキャリアを歩む決断をした渡邊には、多くのチームから秋波が送られるに違いない。



(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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