注目が集まるカワイ・レナードの決断
NBA Rakuten / 2019年6月20日 8時50分
今夏にFA(フリーエージェント)となるトロント・ラプターズのスーパースター、カワイ・レナードの決断に注目が集まっている。
先週に幕を閉じた2018-2019シーズン、ゴールデンステート・ウォーリアーズの3連覇を阻止し、設立24年目のラプターズを初優勝に導いたレナードはファイナルズMVPを受賞。
これまで過小評価されてきたレナードだが、実はサンアントニオ・スパーズに所属していた2014年、当時ビッグ3と呼ばれていたレブロン・ジェームス、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュ率いるマイアミ・ヒートの3連覇を阻止し、チームを優勝に導いている。また、この時もファイナルズMVPを受賞したのはレナードだった。
今回はチームのエースとして、2度目となる3連覇を阻止してのNBA制覇とファイナルズMVP受賞を果たしたレナードの株は急上昇中で、その評価はマイケル・ジョーダンと比較されるほどだ。
ロサンゼルス出身であるレナードのFAの噂は、これまで長期間にわたりロサンゼルス・クリッパーズやロサンゼルス・レイカーズと関連付けられることが多く、その中でも特にクリッパーズとの契約が有力視されていた。しかし、ラプターズが優勝してからは残留説も有力となっているようだ。
ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、レナードが今夏にレイカーズとサインする確率は限りなく低く、決断はクリッパーズかラプターズとの再契約の2択になるだろうと報じている。
昨夏にレナードがラプターズにトレードされた時点では、レナードはトロントに興味を示していないと報じられていたが、キャリア最高のシーズンとなったトロントでの1年目を終えた今、彼の気持ちに変化があったのかも知れない。
「四季や自然にも触れられたし、最高にいい経験になったよ。いや、最高だった。ファンやカナダの人たちと出会えたこともそうだし、コートの外でも非常に楽しく、いい経験が出来た。」
ラプターズの優勝パレードでそう語ったレナードは、このシーズンにキャリアハイとなる26.6ポイント、7.3リバウンドを記録し、アメリカ国外の球団の初優勝に大きく貢献している。
一方で、自身のFAについて未だ多くを語っていないレナードが最終的にどの球団とサインするかはまだ分からない。
ヒート、そしてウォリアーズの黄金時代を立て続けに覆したレナードの決断に注目だ。
文:ビタラフ アドル
(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
この記事に関連するニュース
-
レイカーズがセンターのクリスチャン・コロコと2ウェイ契約を発表
NBA Rakuten / 2024年9月17日 8時37分
-
大谷翔平は「まるでモデル」 ド軍を撮り続けて40年…専属カメラマンが絶賛するワケ
Full-Count / 2024年9月13日 7時10分
-
大谷翔平はボンズやレブロン級? 地元記者が認める“野球の枠”を超えた価値
Full-Count / 2024年9月6日 7時30分
-
千葉入団の渡邊雄太もメンタルがズタボロに…河村&富永に立ちはだかる超過酷なNBAの現実
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月29日 9時26分
-
「得意なことでNBAに貢献できると信じられた」 アレックス・カルーソがレイカーズ時代の同僚レブロン・ジェームズへの感謝を明かす
NBA Rakuten / 2024年8月26日 10時10分
ランキング
-
1大谷翔平が土壇場9回に53号ソロで「53―55」 2戦ぶりアーチ、4戦5発の量産体制…サヨナラ勝ち呼び込む
スポーツ報知 / 2024年9月23日 8時2分
-
2パドレスのダルビッシュ有が日本人初の通算2000奪三振「1番確実にアウト取れる方法。すごく大事」
スポーツ報知 / 2024年9月23日 8時25分
-
352-53大谷翔平、115年ぶり偉業が濃厚 日本は明治時代、2つの「2位」で近づく歴史的記録とは
THE ANSWER / 2024年9月22日 19時3分
-
4ヤングなでしこ 最後まで北朝鮮の堅守崩せず…0―1で敗れ2大会連続の準優勝 U―20女子W杯決勝
スポニチアネックス / 2024年9月23日 8時7分
-
5清原ジュニアの場合は? プロ志望書の裏に3パターン「確約」「二股」「イチかバチか」(小倉清一郎)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月23日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください