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【プレシーズン無料配信】プレシーズン3戦目で奮闘の河村勇輝、NBAロスター入りへ続く戦い【10/15(火)午前8時 グリズリーズ対ペイサーズ】

NBA Rakuten / 2024年10月14日 12時0分

チーム最多の8アシストを記録するなど好パフォーマンスを披露


エグジビット10契約からのNBA入りを目指し、プレシーズンを戦っているメンフィス・グリズリーズの河村勇輝 。日本時間10月13日に行われた3戦目では、自身最多23分の出場時間で2得点、8アシストを記録するなど、生き残りへ向け大きなアピールを見せた。


23分の出場時間で表現した河村勇輝の真骨頂


シカゴ・ブルズとのプレシーズン3戦目は、エースのジャ・モラントやデズモンド・ベインら主力組が軒並み欠場したこともあり、1Qから早速出番が回ってきた。ジョシュ・ギディーやザック・ラビーンなど相手チームの主力メンバーもコート上に残るという、これまでの2戦とは違う展開にワクワクしながら声援を送った人も多かっただろう。

2戦目の試合後に「もっとアタックしないといけない」と話していた通り、この日は積極的にドライブを仕掛け空いた味方に次々とパスを供給。持ち味であるゲームメイク力で味方の攻撃リズムを生み出していった。第2Qには直前のプレイで豪快なダンクを決めていたブルズのトーリー・クレッグの速攻に、恐れず体を張ってストップ。河村がNBAで初めて奪ったオフェンスチャージングにベンチのモラントも立ち上がってチャージングポーズをして喜ぶなど、前半は約11分半の出場で4アシスト、出場時間帯の得失点を表す+/-はチーム最多の+9とチームに勢いをもたらした。

第4Qには守備でミスマッチを作られ狙われるも、ポストへのパスを読んでNBA初スティールを記録。さらに1点リードの残り4秒では、勝利に近づくフリースローを2本とも決めてチームの勝利に貢献した。

この日は23分48秒の出場でチーム最多の8アシスト、+/-はチーム2番目の+17と素晴らしい結果を残した河村だが、特筆すべきはそこに至るまでの内容だ。なかでもパスの精度が高く、見返してみるとそのほとんどが受け手の最も取りやすい胸の高さ、それも絶妙なパススピードで供給されているのが分かる。

河村は「受け手がキャッチした時にボールの縫い目が手にぴったり合うようにパスを出すことを意識している」と語るなどパスに強いこだわりを持っており、1Q終盤に見せたザック・イディーへのアシストはNBA公式Xでも“美しいパス”として紹介されるなど、世界最高峰の舞台でも河村のパススキルが通用することを証明してみせた。


“NBA規格”への戸惑いも?


一方で、気になるのはやはりシュート面だ。初戦、左コーナーからのファーストショットこそ冷静に沈めたが、その後10本放ったフィールドゴールは成功ゼロ。日本ではほとんど見ることのなかったエアボールのシーンも目立つなど苦しんでいる。

これにはやはりBリーグを含めた“国際ルール”と“NBAルール”との違いが影響している可能性がある。国際ルールの3ポイントラインは6.75m、対してNBAでは7.24mとおよそ50cmの違いがある(コーナーは国際ルール6.6m、NBAは6.7m)。使用するボールも大きさや質感が国際ルールとは違い、その辺りの感覚の誤差もまだ修正しきれていないのかもしれない。

さらに選手の“ウイングスパンの長さ”にも戸惑っている様子が伺える。ブルズ戦でもドライブを仕掛けた際に、テイレン・ホートン・タッカーにドリブルをスティールされてしまった。ロサンゼルス・レイカーズ時代に優勝も経験しているホートン・タッカーは、身長193cmながらウイングスパンが216cmと脅威の“長さ”を誇る選手だが、その場面以外にもポストへのパスやピック&ロールからのパスがディフェンスの手に掛かるシーンが散見された。

NBAにはホートン・タッカーのようにリーチの長い選手も多く、河村が今まで経験したことのない範囲まで手が伸びてくるのだろう。このような“NBA規格”に慣れていくことができれば、活躍の幅はさらに広がり、目標であるNBAロスターへの道は開けていくだろう。

次戦は日本時間15日、敵地でのインディアナ・ペイサーズ戦。下馬評を覆してNBAに生き残るためには、さらなるアピールが求められるだけに、ワールドカップやパリ五輪で見せてくれたアンストッパブルな河村勇輝を見せてもらいたい。


プレシーズン無料配信スケジュール


解説:大西玲央
実況:永田実


解説:大西玲央
実況:波多江良一


解説:塚本清彦
実況:波多江良一


解説:佐々木クリス
実況:三橋泰介

上記試合の視聴にはNBA Rakutenの会員登録が必要ですが(楽天IDでログインするのみ)、視聴プランのご購入や楽天モバイルのご契約は不要です。※試合の配信は予告なく中止となる可能性があります。



(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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