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開幕直後の勢いを失った八村塁、得意にするグリズリーズ相手に復調なるか【11/7(木)午前10時 レイカーズ対グリズリーズ】

NBA Rakuten / 2024年11月6日 18時0分

河村勇輝の初得点にも期待


11月7日(木)午前10時から、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズは敵地フェデックス・フォーラムで、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズと対戦する。

JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)新体制となって開幕3連勝と最高のスタートを切ったレイカーズだったが、直近4戦で1勝3敗と苦しんでいる。さらにはリーグトップの平均32.6点を挙げるアンソニー・デイビスが5日のデトロイト・ピストンズ戦の第4クォーターで左足首を負傷。コンディションが万全ではなく欠場の可能性もあるインサイドの柱の代わりに、ステップアップが期待されるのが八村だ。(試合当日、八村が病気により欠場することが発表された)


開幕からの好調に陰り


NBA6年目となる八村は今季、チーム同様に快調な滑り出しを見せた。開幕戦からアグレッシブに得点を狙いにいくと同時に、ディフェンスでも献身的な姿勢が見られるなど攻守両面で存在感を発揮。開幕直後の4試合では平均17.5点、7.8リバウンドと、素晴らしいプレイを見せていた。レディックHCから求められている3ポイントとリバウンドにおいても、7試合終了時点でオフェンス・リバウンド(平均2.1本)と3ポイント成功率(57.1%)は自己最高と、その期待に応えていると言えるだろう。

しかし、直近3試合で平均8.3点、FG成功率37.5%と、急激に調子を落としているのは気がかりだ。開幕4戦で14.2本だった平均FG試投数が、その後は8本と大幅に減少。好調時は積極的にペイントへのドライブやミスマッチから得点を狙っていたが、不調時はコーナーでの待機するシーンが増え、オフェンスへの絡みが少なくなった印象がある。もちろん八村個人の意思だけでどうにかなることではないが、ここまでは自身の活躍が勝敗と直結しているだけに、開幕直後のような積極的な姿勢を見せていきたい。

対戦するグリズリーズは、八村にとって相性の良い相手だ。昨季対戦した3試合では、平均23点、FG成功率80%、3ポイント成功率85.7%と驚異的な数字を残している。加えて、2023年のプレイオフ1回戦では対戦した際も、敵地で2戦連続の20点以上を挙げるなど良いイメージがあるはずだ。得意の相手に再び大暴れし、復調のきっかけを掴みたい。


待望のNBA初得点、そして日本人対決実現なるか


グリズリーズの河村に関しては、開幕以降、改めてNBAの壁の高さを感じるような戦いが直近は続いている。プレシーズンの活躍が認められて2ウェイ契約を勝ち取った河村は、レギュラーシーズンでは公式戦初出場を飾った10月26日のヒューストン・ロケッツ戦を含めここまで5試合に出場。しかし、プレイはガベージタイムのみで、合計出場時間は11分。4本のシュートを放つも、未だ得点は決められていない。

プレシーズンでのフィーバーを経て現実を突きつけられた形だが、本来はエグジビット10契約からのGリーグ行きが濃厚だっただけに悲観することではないだろう。ホームデビューとなったオーランド・マジック戦では、出場前に “We want Yuki!(ユウキが観たい!)”の大合唱が起こるなど、すでにそのパスセンスとキャラクターで地元ファンの心は掴んでいる。主戦場となるであろうGリーグの開幕は迫っているが、その前にメンフィスの人々の前で待望のNBA初得点を記録できるのか。そして、コート上での八村と同時にコートに立つ、歴史的なシーンが観られるのか注目だ。



(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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