今季MVPレース、“王者”ニコラ・ヨキッチが1位へ浮上 序盤好調のアンソニー・デイビスは後退
NBA Rakuten / 2024年11月16日 10時36分
ヨキッチはここまでシーズン平均トリプルダブルをマーク
2024-25シーズンのNBAは各チーム開幕10試合を消化し、徐々に明暗が分かれ始めている。『NBA.com』のショーン・パウエル記者は、恒例のシーズンMVPレース分析を実施。第2週はニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)がトップに浮上している。
昨季を含め、過去4年でMVPを3回受賞(2023年はジョエル・エンビードが受賞)しているヨキッチ。第1週の3位から1位へ浮上したが、開幕10試合で平均29.7得点、13.7リバウンド、11.7アシストと平均トリプルダブルをマークし、シーズン最初の10試合で297得点、137リバウンド、117アシストを記録したのはNBA史上初となる。
ジャマール・マレーとアーロン・ゴードンが3試合を欠場したなかで、安定したパフォーマンスを披露しているのも評価に値。11月11日(現地10日)のダラス・マーベリックス戦では37得点、18リバウンド、15アシストの成績を残した。パウエル記者は、「ウィルト(チェンバレン)以外のどのトリプルダブルにも引けを取らないだろうが、まだ(時期が)早い。そこが怖いところだ」と寸評を添えている。
2位はジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)がキープした。平均30.2得点、7.6リバウンド、5.6アシストを記録しているが、11月14日(同13日)のブルックリン・ネッツ戦では36得点、9リバウンド、10アシストで139-114の勝利に貢献。11月20日(同19日)に控えるクリーブランド・キャバリアーズ戦でのプレイが重要となるだろう。
3位には、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)が前回の6位から浮上。36歳ながら、2010-11シーズン以来の最多出場時間を更新する勢いで、平均27.6得点、6.6リバウンド、3.4アシストをマークしていた。しかし、11月10日(同9日)に左ふくらはぎの肉離れで2週間は離脱することが発表され、シーズンの出来に影響を及ぼすかもしれない。
4位は、前回に引き続きシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)がランクイン。11月12日(同11日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦でキャリアハイの45得点、9アシストと活躍するなど、平均27.9得点、6.3アシスト、1.8スティールの成績を残している。パウエル記者は、「オクラホマシティはチェット・ホルムグレンが右骨盤骨折で最低8週間は欠場するため、ギルジャス・アレキサンダーはMVPレースに残るだろう」と見立てている。
アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)が、前回の1位から後退する形で5位へ。平均30.2得点、10.8リバウンド、2.1ブロックを記録しているが、足首の負傷で1試合を欠場。スタートダッシュの勢いには及ばないものの、「攻守で最高の選手であることに変わりはない」と、パウエル記者の寸評では評価されている。
6位はステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、7位はヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、8位はルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、9位はドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、10位はレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)となっている。
(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
この記事に関連するニュース
-
【エミレーツNBAカップ】第2回大会はバックスが制覇 トリプルダブル達成のヤニス・アデトクンボがMVP
NBA Rakuten / 2024年12月19日 5時0分
-
好調シェイ・ギルジャス・アレクサンダーを球団OBが絶賛「最もガード不能なペリメーター・プレイヤー」
NBA Rakuten / 2024年12月14日 10時3分
-
ヤニス・アデトクンボ、“下の世代”が活躍も自信揺らがず「僕みたいな選手は他にいない」
NBA Rakuten / 2024年12月14日 9時12分
-
マーベリックスのルカ・ドンチッチがトリプルダブル達成回数で歴代7位に浮上 歴代6位の指揮官も称賛
NBA Rakuten / 2024年12月9日 9時10分
-
最新MVPレース、ニコラ・ヨキッチが1位をキープ ジェイソン・テイタムが2位も「唯一の欠点」は?
NBA Rakuten / 2024年11月30日 13時46分
ランキング
-
1「うたまさ」吉田唄菜、森田真沙也組が初V「やっとこのメダルを手にできた」 初の世界選手権代表を確実に アイスダンス
スポーツ報知 / 2024年12月22日 14時12分
-
2八村塁 豪快ダンク2発含む9得点&今季最多11Rで“ダブルダブル”級の躍動!レイカーズ3連勝
スポニチアネックス / 2024年12月22日 10時27分
-
3有馬記念、大波乱の結末にネット衝撃 3歳牝馬が64年ぶり激走「これは当たらん…無理」「俺には東京大賞典がある」
THE ANSWER / 2024年12月22日 15時54分
-
4「久しぶりに感動して涙してくれた」鍵山優真が5歳から“師弟”関係の父に恩返しの初優勝!7度目出場で悲願
スポーツ報知 / 2024年12月22日 5時45分
-
5渋野日向子、女イチローとガチ対決に勝利 主催ソフトボール大会始球式で豪快投球「楽しいことが盛りだくさん」
THE ANSWER / 2024年12月22日 11時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください