「2か月話していない」サンズのユスフ・ヌルキッチが指揮官と会話がないことを明かす

NBA Rakuten / 2025年1月27日 8時30分

今季は平均8.6点、9.2リバウンドをマーク

フェニックス・サンズのユスフ・ヌルキッチが、マイク・ブーデンホルザーHC（ヘッドコーチ）と「2か月話していない」と没交渉であることを明かした。『ESPN』が報じている。

ヌルキッチは開幕から23試合に先発出場したものの、今月初めに控えとなり、日本時間1月8日（現地7日）以降はプレイしていない。ヌルキッチは10日（同9日）のアトランタ・ホークス戦に出ないことをブーデンホルザーHCから知らされていなかったと語っている。

「我々の間に関係性はない。自分はプロとしてできる限りのことをするだけだ。何があっても準備を整えて、一生懸命取り組むだけ。このチームにはすでに多くの混乱があるから、新たな混乱を加えるつもりはない。できるだけプロフェッショナルであり、他の何かのために一生懸命に働くつもりだ」

今季は平均8.6点、9.2リバウンドをマークしていたヌルキッチが控えとなったのは、デンバー・ナゲッツに在籍していた2016-17シーズン以来だった。

ブーデンホルザーHCはヌルキッチの発言について、「彼はきっとイライラしていると思う」と語りつつ、ヌルキッチの奮起も促した。

「同じポジションの選手が3、4人いる。我々はチームに最高のチャンスを与えてくれる選手を選ぶつもりだ。出場時間は勝ち取らなきゃならないと伝えてある」

ヌルキッチは2月初旬のトレード期限日以降もサンズに残ると考えているようだが、一方で移籍の可能性にも備えていると明かしている。

「1つのドアが閉まれば、遅かれ早かれ別のドアがいずれ開くだろう。そういうものだ。人生は公平ではない」

直近10試合では7勝3敗と調子が上向きつつあるサンズだが、2月のトレード期限日までにヌルキッチの処遇についてどのような判断を下すだろうか。