ウルブズのアンソニー・エドワーズ、ダブルチームの対処法をマイケル・ジョーダンに尋ねたか　『ESPN』の実況が明かす

NBA Rakuten / 2025年1月27日 9時41分

直近5試合は得点、アシストが増加

ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズは、カール・アンソニー・タウンズ（現ニューヨーク・ニックス）が移籍した影響もあって、今季はダブルチームを仕掛けられる場面が散見される。その打開策としてアシストを選択していると明かした。『The Athletic』のインタビューでエドワーズは、次のように語っている。

「自分はまだ23歳。一晩中パスばかりしたくはないよ。でも相手のマークを鑑みるとパスするしかないと思う」

こうした心境に達した理由の一つに、マイケル・ジョーダン（元シカゴ・ブルズほか）からのアドバイスがあったのかもしれない。『ESPN』はエドワーズがジョーダンに接触したと明かしていのだ。『ESPN』で実況を務めるマーク・ジョーンズは、先日行なわれたウルブズ対デンバー・ナゲッツ戦の中継中に、「3週間前、アントがジョーダンにコンタクトし、ダブルチームやトラップの対処法についてアドバイスを求めたと彼の関係者から聞いた。彼は最近までとても苛立っていた」と語った。

ジョーダンのアドバイスが効いたのか、エドワーズは直近5試合で平均30.2点、6.2アシスト（今季トータルでは26.3点、4.4アシスト）をマーク。チームも3勝2敗を記録している。

キャリア初期のジョーダンは自ら果敢に点を狙うスタイルだったものの、チームメイトをオフェンスに巻き込み、自らもポストアップなど攻撃パターンを増やしたことで頂点まで辿り着いた。エドワーズは23歳にしてそうした戦い方をジョーダンから学び、実践もしている。優勝への強い思いがあるからこそと言えるだろう。