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ヒートのテリー・ロジアーが違法賭博関与の疑惑で捜査 リーグは規則違反は見つからずとコメント

NBA Rakuten / 2025年1月31日 8時45分

リーグの広報担当者は「NBAの規則違反は見つからなかった」とコメント


マイアミ・ヒートのテリー・ロジアーが、シャーロット・ホーネッツに在籍していた2023年に違法賭博に関与していた疑いがあり、連邦検察によって捜査されている。

第一報を報じた『Wall Street Journal』は、ロジアーは犯罪で起訴されておらず、不正行為でも告発はされていないとしている。NBAも以前この件を調査した際に、リーグの規則違反は見つからなかったとコメントしている。

「2023年3月、NBAはシャーロットとニューオーリンズの試合におけるテリー・ロジアーのパフォーマンスに関連した異常な賭け行為について通報を受けた。リーグは調査を実施したが、NBAの規則違反は見つからなかった。現在、我々はこの件に関してニューヨーク東部地区の米国弁護士事務所による捜査を認識しており、その捜査に協力している」

ロジアーの弁護士もNBAの声明に言及しつつ、不正行為を否定している。

「我々はロジアーに不正行為は一切なかったと結論付けた2023年のNBAの調査を認識しており、現在進行中の政府の調査もまったく同じ結論に達すると確信している」

ロジアーが関与したとされる試合は、日本時間2023年3月24日(現地23日)に行なわれたホーネッツ対ペリカンズ戦だ。ロジアーは試合最初の9分36秒の間プレイしたが、足の問題を理由にベンチに下がるとその後は試合に戻らず。シーズンの残り試合も欠場していた。当時ホーネッツはプレイオフ争いから脱落していたため、最後の8試合をロジアーが欠場してもとりわけ不思議なものではなかった。

上記のペリカンズ戦でロジアーは5点、4リバウンド、2アシストを記録していた。それまでと同様に第2クォーター以降も試合に出ていれば、いいスタッツを残せていたかもしれない。そうした事情もあってか、オンライン上ではロジアーが第1クォーター終了後に試合へ戻らないことが明らかになると、一部の賭け手がスポーツブックに激怒。さらにSNSでは多くの人が、ペリカンズ戦のスタッツに関するプロップベット(特定の選手の成績に関する賭け)に関して何か「怪しい」ことが起こったとコメントしていたのだ。

過去には当時トロント・ラプターズに所属していたジョンテイ・ポーターが、違法賭博への関与が認められリーグから永久追放されている。



(C)2025 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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