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NCAAがエージェント資格の条件を変更

NBA Rakuten / 2019年8月14日 12時37分



NCAAがエージェント資格の条件を変更した


NCAAは、ディビジョン1の学生選手が大学の在学資格を持ったままNBAドラフトにエントリーする時に雇うエージェントの資格条件を改定したが、ある批判を受けたことから、その条件のうちの1項目を削除することにした。

その変更のきっかけとなったのは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)のエージェントであるリッチ・ポール氏の存在だ。

大学の学位を持たないポール氏が、NCAAでプレーする選手のエージェントになる条件の1つである「大学の学位を持っていること」という項目に当てはまらなかったため、NCAAが「大学バスケットボール界からポール氏を遠ざけようとしたのでは?」という批判が飛び交ったのだ。

NCAAは声明文の中で「我々は、大学の学位を持たない数名のエージェントが学生選手をプロアスリートとして育て上げた例を幾つも見てきた。彼らは、NBPA(NBA選手協会)によって学位を持つという条件を免除されている。我々はNBPAのやり方を尊重し、彼らの規約を踏襲することにしただけであり、決して特定の人物の存在が影響した訳ではない」と発表している。

NCAAのエージェント資格条件の変更は昨年8月に適用された。これにより、NCAAディビジョン1に所属する選手はNBPAの承認を受けたエージェントと契約することが可能になった。しかし、選手がドラフトへのエントリーを取り下げて大学に戻る場合は、エージェントとの契約を破棄しなければならない。

通称『リッチ・ポール・ルール』が削除されたことにより、NCAAのエージェントになるための条件は、NBPAの選手のエージェントとして連続で3年以上の経験があること、NCAAとの個人面談、NCAAの身元確認調査を受けたこと、NCAAに申請申込金を払ったこと、の4点となった。NCAAの発表によると、エージェントは最初に申請料としてNCAAに250ドル(約2万8000円)を払い、承認後は毎年1250ドル(約13万円)を別途支払う必要があるとのことだ。



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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