レイカーズの元ヘッドトレーナー、「コービー・ブライアントは特に際立った才能があった訳ではない」と発言
NBA Rakuten / 2019年8月27日 9時15分
ロサンゼルス・レイカーズの元ヘッドトレーナーであるゲイリー・ビッティ氏は、元NBAスーパースターであるコービー・ブライアントについて、「特に際立った才能があった訳ではない」と現地ポッドキャスト番組「Legends of Sports」に出演した際に語った
2016年に引退するまでの20年間、ロサンゼルス・レイカーズのフランチャイズプレーヤーとして、チームを5度のNBA王者に導いたほか、数々の輝かしい功績を残してきたコービー・ブライアントは、引退後も常に話題に上がるNBAのレジェンドである。特に、コービーが着けていたジャージーの2つの背番号を表す8月24日は「マンバ・デイ」として知られており、現地メディアやファンがSNS上で彼の現役時代の功績を称えている。
そのマンバ・デイに、コービーの現役時代にレイカーズのヘッドコーチを務めていたゲイリー・ベッティ氏は、出演した現地ポッドキャスト番組「Legends of Sports」の中で、コービーの成功の秘訣について以下の通り語った。
「コービーは特に際立った才能があった訳ではない。人一倍練習に励んでいたコービーは、ただ懸命に取り組むのではなく、より効率的な方法を日々模索していた。例えば、試合のハーフタイムに他の選手が休憩する中、彼は毎回前半の自分のプレイを映像で確認し、後半どのようにプレイすればさらに高いパフォーマンスを発揮できるかを研究していた。また、不可能はないという信念を持つコービーの辞書に「できない」と「しない」の文字はなかったんだよ。僕は彼から、才能というものが如何に過大評価されており、本当に大切なのは才能をどう活かすかであるということを教わったね」。
コービーのバスケットボールに取り組む強い姿勢は「マンバメンタリティー」と呼ばれ、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングやミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボほか、多くの現役NBA選手に引き継がれている。
スポヲタ:ビタラフ アドル
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