1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

新シーズンにSFの選手を欠くネッツ

NBA Rakuten / 2019年9月9日 11時0分



ブルックリン・ネッツのロディオンズ・クールッツに、元ガールフレンドへの暴行容疑がかけられていることが発覚した今、ネッツはまたしても新シーズンにSFの選手を欠く可能性が浮上した。


6月27日に当時付き合っていた女性に自宅で暴行を加えたとして、ブルックリン・ネッツのSFであるクールッツが逮捕された。現地9月3日に罪状認否のため、ブルックリン刑事裁判所に出廷した後、一旦釈放されたクールッツは、ネッツがミネソタ・ティンバーウルブズとの新シーズン開幕戦を迎える2日前の10月21日に再び法廷に出廷する予定だ。

クールッツの弁護士であるアレックス・スピロー氏が、スポーツ法に知見のある米国大手スポーツメディアSports Illustratedのマイケル・マッカーン記者に伝えたところによると、スピロー氏は女性の被害届が捏造であると信じており、法廷で争う意向を示しているという。スピロー氏は、被害者が事件から約2か月後に被害届を出したことや、事件後にクールッツと旅行していたこと、さらには現時点で女性が被害を受けたという証拠がないことから、クールッツが不起訴になる可能性があると見ている。

しかし、クールッツが法廷で不起訴になったとしても、独自に本件の調査を進めることを明かしたNBAが、リーグのポリシーに違反したと判断した場合、彼には罰金や出場停止処分が科されることとなる。また、ネッツも本件を極めて深刻に受け止めており、NBAの調査に全面協力することを声明文で発表している。

ラトビア代表チームとスペインリーグのFCバルセロナで活躍していた21歳のクールッツは、2018年のNBAドラフトでネッツに指名された。NBAではルーキーイヤーとなった昨季、重要な控え選手として1試合平均8.5得点、3.9リバウンド、0.8アシストを挙げ、ネッツの5年ぶりとなるプレイオフ進出に貢献した。

新シーズンもネッツの重要なベンチプレイヤーとしての活躍が期待されていたクルーツだが、裁判の結果やNBAの判断によっては、同シーズン中にプレイできなくなる可能性もあるだろう。アキレス腱を断裂したケビン・デュラントの新シーズン全休が予想されるだけでなく、攻守両面での貢献が期待されていたウィルソン・チャンドラーも先日ドーピングによりNBAから25試合出場停止処分が科されたことで、既にSFの有力選手2人を欠いているネッツは、こうしてさらなるピンチを迎えることとなってしまった。



スポヲタ:ビタラフ アドル



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください