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ラッセル・ウェストブルック、ロケッツで王者となりレガシーを残せるか?

NBA Rakuten / 2019年9月12日 13時0分



ヒューストン・ロケッツのPGであるラッセル・ウェストブルックは、未だ成し遂げられていないNBA王者となり、レガシーを残せるか


リーグ屈指のPGであるヒューストン・ロケッツのラッセル・ウェストブルックは、オクラホマシティー・サンダーとのクリス・ポールが絡んだ大型トレードで、今オフロケッツにトレードされた。ウェストブルックはドラフトされてから11年間プレイしたサンダーで、レギュラーシーズンMVP、オールスター選出、オールNBA選出、得点王、アシスト王、3季連続の平均トリプルダブル達成など、数多くの偉業を成し遂げているが、唯一達成できていないのがNBA制覇だ。

ウェストブルックがサンダーでキャリアを開始した当時、サンダーにはウェストブルック、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデンという後のMVP 3選手が所属していたにも関わらず、サンダーが2011-12シーズンのNBAファイナルでマイアミ・ヒートに敗北して以降、ファイナルに駒を進めることは無かった。

その後、ハーデンがロケッツにトレードされ、デュラントがゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍したサンダーは、ウォリアーズとロケッツがウェスタン・カンファレンスのプレイオフで上位進出を果たす中、プレイオフ第1ラウンドを突破することすらできていない。

これは決して2人がサンダーを去って以降、サンダーにウェストブルック以外の有力な選手がいなかった訳ではない。サンダーには、今オフロサンゼルス・クリッパーズにトレードされたポール・ジョージや現在未所属のカーメロ・アンソニーらスターが在籍していたほか、サージ・イバカ、スティーブン・アダムス、ビクター・オラディポといった優秀なロールプレイヤーもいた。これら有力選手を有していながらサンダーがプレイオフで期待通りの結果を残せなかったこともあり、チームの主力であるウェストブルックのスーパースターとしての地位が疑問視されるようになっていった。

新シーズンからロケッツでプレイすることになったウェストブルックは、サンダーで元チームメイトだったハーデンと再びタッグを組むこととなる。キャリアを通して数々の輝かしい実績を残してきたウェストブルックが、ロケッツのプレイスタイルに上手くフィットし、ハーデンと協力しながらチームを優勝に導くことができれば、ウェストブルックはレガシーを残すことになるだろう。しかし、ウェストブルックを新たに加えたロケッツが期待通りの結果を残せなかった場合、ロケッツはウェストブルックが在籍していた時のサンダーと同様に、「チームを勝利に導けないスター選手」というレッテルを張られてしまうことになるかも知れない。

スポヲタ:ビタラフ アドル



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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