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コービー・ブライアント「アメリカ代表が楽に勝てる時代は終わった」

NBA Rakuten / 2019年9月14日 14時0分



レイカーズOBで現在はFIBAのアンバサダーを務めるコービー・ブライアントが、アメリカ代表が置かれた状況について言及した


NBAで5度の優勝を経験し、オリンピックでも2つの金メダルを獲得しているブライアントが、FIBAのアンバサダーとしてワールドカップ開催中の中国に到着した。

しかし、彼が訪れた準決勝の会場にはアメリカ代表の姿はなかった。準々決勝でフランス代表に敗れたアメリカ代表は、続く5〜8位決定戦でセルビア代表にも負け、7位決定戦を戦うことになったのだ。

この状況についてブライアントは「アメリカ代表が楽に勝てる時代は終わった。1992年のバルセロナ・オリンピックに出場したドリームチームのようなことは、もう起こらないんだ。他国の代表がアメリカ代表と同じだけの力をつけた。今後のアメリカ代表は、勝つこともあるが負けることもある。そういう時代に突入したんだよ。金メダルに返り咲いた2008年のアメリカ代表は『Redeem team』と呼ばれたが、来年のオリンピックに出場するアメリカ代表が『Redeem 2』と呼ばれるかどうかは分からない。だが、たとえどんなチームになろうとも、アメリカ代表が楽に勝つことはできないだろう」とコメントした。

今夏のFIBAワールドカップに出場したアメリカ代表チームは、多くのスター選手が参加を辞退した影響で、スターパワーが不足していると指摘されていた。大会最初の5試合にこそ勝利したものの、準々決勝のフランス戦と順位決定戦のセルビア戦には勝てなかった。

アメリカ代表の次なる大舞台は来年の東京オリンピックだ。オリンピック4連覇を目指している。

既に来年の代表入りを示唆しているドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は、CNBCの放送で「俺だけでなく、他の多くの選手が来年の代表入りを望んでいる」とコメントしている。

しかし、ブライアント、レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、カーメロ・アンソニー、クリス・ボッシュ、ジェイソン・キッド、クリス・ポールら豪華なメンバーを擁した『Redeem team』でさえ、オリンピックの決勝ではスペイン代表相手に紙一重の差で勝利している。最終スコアは118-107の11点差だったが、残り時間3分を切ったところでブライアントが決めた4点プレーなど、幾つかのスーパープレイが無ければ、アメリカ代表は負けていたかもしれない。

ブライアントは当時のことを振り返りつつ、今後のアメリカ代表について以下のように語った。

「俺たちは、第4Qでかなり良いプレイができたから、スペイン代表に勝てたんだ。俺たちは素晴らしいチームだったが、それでも試合終盤にかなりプッシュしなければスペイン代表に勝てなかった。今後は、どれだけアメリカ代表にベストメンバーを揃えたとしても、優勝するのは至難の業になるだろう」



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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