ウルブズとヒートのトレード交渉は破断に?!
NBA Rakuten / 2018年10月9日 18時20分
ウルブズとヒートの間で続けられていたジミー・バトラーのトレード交渉が破断になったようだ
ジミー・バトラー獲得に向け、マイアミ・ヒートはミネソタ・ティンバーウルブズに対して好条件のトレード案を提示し、あと一歩でトレード成立という所にまで迫っていた。しかし、トレード成立直前になってウルブズ側から追加の要求が入ったため、この2チーム間のトレードは一旦白紙に戻ったようだと、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者、The Athleticのシャムス・シャラニア記者、そしてNew York Timesのマーク・スタイン記者が相次いで報じた。
2チーム間の交渉は、お互いのトレード要員の健康情報を交換する段階にまで入っていた。通常、この段階に入れば、NBAチーム間のトレードは確実に成立したと見て良い。しかし今回は、ウルブズ側から無茶な追加要求が入ったことで、これまで積み上げてきた交渉内容が根底から覆される結果になったと、ウォジナロウスキー記者はリポートしている。
「ウルブズとヒートは、トレードによって生まれるサラリーの問題を調整するための『第3のチーム』を探していたが、それと同時に、2チーム間だけでトレードを成立させる道も探っていた。一時はヒート側が譲歩して若手ガードのジョシュ・リチャードソンをトレード要員に加える方向で話をまとめようとしたが、ウルブズはそこに更なる要求を加えてきたそうだ。今回の交渉が一旦白紙に戻ったことで、ウルブズとヒートはまた1から話し合いをやり直さなければならない。これまで、ウルブズはヒートとしか真剣にバトラーのトレード交渉をしてこなかったが、少しばかり高値を要求し過ぎたようだ。ウルブズは、バトラーをトレードする見返りとして、リチャードソンを是非とも獲得したいと考えている。まだ25歳と若いリチャードソンは、力強さと、2つのポジションをプレーできる器用さを兼ね備えた選手だ。彼は、昨シーズン81試合に先発し、1試合平均12.9得点を記録している。ヒートからディオン・ウェイターズを獲得し、ウルブズにドラフト指名権を渡せる『第3のチーム』を見つけることが、このトレードを成立させるキーポイントになるかもしれない。ウルブズは、バトラーのトレードに乗じて、ゴーギー・ジェンもトレードで放出したいと考えているようだ。ジェンには、まだ4800万ドル(約53億円)という高額な契約が残っているのだ。」
今のところ、ヒートは昨シーズンとほぼ変わらないロスターで2018-19シーズンを迎えることが予想されている。彼らは、昨シーズンはイースタン・カンファレンスの6位シード(44勝38敗)でプレーオフに進出したが、バトラーが加入すればイーストの上位に食い込むことも十分に考えられる。
ティンバーウルブズに移籍して1年目の昨シーズン、4度のオールスター出場歴を誇るバトラーは59試合に出場して1試合平均22.2得点5.3リバウンド4.9アシストという成績を残した。しかし、彼は右手(7月)と右膝(2月)を相次いで手術しており、2017-18シーズンは合計で21試合欠場している。
バトラーの来シーズンの契約はプレーヤーオプション(選手側が最終年の契約を続行するか否かを決められる権利)になっており、彼がオプトアウトして2019年のフリーエージェント市場に打って出ることは濃厚と見られている。ウルブズのスター・ビッグマンのカール・アンソニー・タウンズの契約も今シーズンが最終年だったが、彼は先日、チームと長期大型契約延長を結んでいる。
今オフに入って、『チームメイトのタウンズとアンドリュー・ウィギンズから熱意が感じられない』と、バトラーが苛立っているという情報が飛び交った。2018-19シーズンから、ウィギンズのサラリーは年間2500万ドル(約28億円)へと一気に高騰する。これにより、彼のサラリーはチームのサラリー総額の20%以上を締めることになり、ティンバーウルブズはラグジュアリータックス(サラリー総額を超過したチームに科せられる贅沢税)を支払う瀬戸際に追い込まれることになる。
2017年のオフに、ティンバーウルブズはクリス・ダン、ザック・ラビーン、ラウリー・マルッカネンらをシカゴ・ブルズにトレードし、その見返りとしてバトラーを獲得した。移籍1年目の昨シーズン、彼は若手選手揃いのティバーウルブズを牽引して47勝35敗という好成績を残し、自身も4年連続のNBAオールスター出場を果たした。チームも14年ぶりのプレーオフ進出を果たしたが、プレーオフ・ファーストラウンドで第1シードのヒューストン・ロケッツに1勝4敗で敗れている。
ジミー・バトラー獲得に向け、マイアミ・ヒートはミネソタ・ティンバーウルブズに対して好条件のトレード案を提示し、あと一歩でトレード成立という所にまで迫っていた。しかし、トレード成立直前になってウルブズ側から追加の要求が入ったため、この2チーム間のトレードは一旦白紙に戻ったようだと、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者、The Athleticのシャムス・シャラニア記者、そしてNew York Timesのマーク・スタイン記者が相次いで報じた。
2チーム間の交渉は、お互いのトレード要員の健康情報を交換する段階にまで入っていた。通常、この段階に入れば、NBAチーム間のトレードは確実に成立したと見て良い。しかし今回は、ウルブズ側から無茶な追加要求が入ったことで、これまで積み上げてきた交渉内容が根底から覆される結果になったと、ウォジナロウスキー記者はリポートしている。
「ウルブズとヒートは、トレードによって生まれるサラリーの問題を調整するための『第3のチーム』を探していたが、それと同時に、2チーム間だけでトレードを成立させる道も探っていた。一時はヒート側が譲歩して若手ガードのジョシュ・リチャードソンをトレード要員に加える方向で話をまとめようとしたが、ウルブズはそこに更なる要求を加えてきたそうだ。今回の交渉が一旦白紙に戻ったことで、ウルブズとヒートはまた1から話し合いをやり直さなければならない。これまで、ウルブズはヒートとしか真剣にバトラーのトレード交渉をしてこなかったが、少しばかり高値を要求し過ぎたようだ。ウルブズは、バトラーをトレードする見返りとして、リチャードソンを是非とも獲得したいと考えている。まだ25歳と若いリチャードソンは、力強さと、2つのポジションをプレーできる器用さを兼ね備えた選手だ。彼は、昨シーズン81試合に先発し、1試合平均12.9得点を記録している。ヒートからディオン・ウェイターズを獲得し、ウルブズにドラフト指名権を渡せる『第3のチーム』を見つけることが、このトレードを成立させるキーポイントになるかもしれない。ウルブズは、バトラーのトレードに乗じて、ゴーギー・ジェンもトレードで放出したいと考えているようだ。ジェンには、まだ4800万ドル(約53億円)という高額な契約が残っているのだ。」
今のところ、ヒートは昨シーズンとほぼ変わらないロスターで2018-19シーズンを迎えることが予想されている。彼らは、昨シーズンはイースタン・カンファレンスの6位シード(44勝38敗)でプレーオフに進出したが、バトラーが加入すればイーストの上位に食い込むことも十分に考えられる。
ティンバーウルブズに移籍して1年目の昨シーズン、4度のオールスター出場歴を誇るバトラーは59試合に出場して1試合平均22.2得点5.3リバウンド4.9アシストという成績を残した。しかし、彼は右手(7月)と右膝(2月)を相次いで手術しており、2017-18シーズンは合計で21試合欠場している。
バトラーの来シーズンの契約はプレーヤーオプション(選手側が最終年の契約を続行するか否かを決められる権利)になっており、彼がオプトアウトして2019年のフリーエージェント市場に打って出ることは濃厚と見られている。ウルブズのスター・ビッグマンのカール・アンソニー・タウンズの契約も今シーズンが最終年だったが、彼は先日、チームと長期大型契約延長を結んでいる。
今オフに入って、『チームメイトのタウンズとアンドリュー・ウィギンズから熱意が感じられない』と、バトラーが苛立っているという情報が飛び交った。2018-19シーズンから、ウィギンズのサラリーは年間2500万ドル(約28億円)へと一気に高騰する。これにより、彼のサラリーはチームのサラリー総額の20%以上を締めることになり、ティンバーウルブズはラグジュアリータックス(サラリー総額を超過したチームに科せられる贅沢税)を支払う瀬戸際に追い込まれることになる。
2017年のオフに、ティンバーウルブズはクリス・ダン、ザック・ラビーン、ラウリー・マルッカネンらをシカゴ・ブルズにトレードし、その見返りとしてバトラーを獲得した。移籍1年目の昨シーズン、彼は若手選手揃いのティバーウルブズを牽引して47勝35敗という好成績を残し、自身も4年連続のNBAオールスター出場を果たした。チームも14年ぶりのプレーオフ進出を果たしたが、プレーオフ・ファーストラウンドで第1シードのヒューストン・ロケッツに1勝4敗で敗れている。
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