スティーブ・カーHCが退場処分に!!
NBA Rakuten / 2018年10月10日 19時53分
審判に猛抗議をしたウォリアーズのスティーブ・カーHCが退場処分になった
現地10月8日にオラクルアリーナで行われたプレシーズンゲーム、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対フェニックス・サンズの一戦で、審判に猛抗議をしたウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が退場処分になる一幕があった。
第3Q(クォーター)開始9秒の場面で、ウォリアーズはケビン・デュラントをマークしているサンズのトレバー・アリーザにステフィン・カリーがスクリーンをかける『バックドアカット』というプレーを仕掛けた。しかしこの時、カリーとサンズの2選手(アリーザとシャキール・ハリソン)が激しく交錯したため、カリーにオフェンスファールがコールされた。このコールが不服だったカリーは、すぐさま審判に抗議し、彼は更にテクニカルファールもコールされることとなった。そして、このテクニカルファールが引き金となり、カーHCはコートに入ってきて審判に猛抗議をし、退場処分を言い渡されたのだ。この試合の前半にウォリアーズは既に5つのオフェンスファールをコールされており、試合も117対109で敗れる結果に終わっている。
カーHCは、退場をコールしたベン・テイラー審判に向かって手を振りながら「こんな試合にはもう付き合ってられないよ」と言ってコートを後にしたそうだ。試合後、カーHCは今回の退場処分に関して冗談を交えつつ以下のようにコメントしている。
「試合後のケータリング(チームが準備する食事)が楽しみだったんだ。大体いつも第3Qの終盤頃にケータリングの準備ができているから、私は一番乗りで食べに行きたかったんだよ。私はいつだって選手をバックアップしたいと思っている。今日の試合では、うちのチームがオフェンスファールをコールされることがあまりにも多かったので、我慢の限界が来てしまったんだ。怒りに任せて明らかに間違ったことをしてしまった。退場処分になって当然だよ。」
San Francisco Chronicleのコノー・リトゥナー記者は、カーHCの退場がチームに与えた影響について以下のように記事にまとめている。
「カーHCの退場によって、ウォリアーズの選手達の心に火が付いたようだ。前半の間、ウォリアーズは気の抜けたプレーを繰り返しており、エースのデビン・ブッカーを欠くサンズに61得点を献上していた。しかしカーHCがコートを去って以降は、彼らのディフェンスは冴え渡り、スクリーンにも上手く対処して、シューターに対するディフェンスも機能し始めた。しかし今後は、ウォリアーズは審判に対する激しい抗議をできる限り控えておくべきであろう。ウォリアーズほどタレントが充実しているチームは他に無いので、相手チームは今後も何とかしてウォリアーズのオールスター選手達を退場に追い込もうとしてくるだろう。ウォリアーズの3連覇を阻止するには、それが唯一の手段になるかもしれないからだ。」
Mercury Newsのマーク・メディナ記者によると、試合後のインタビューで、カリーはカーHCのサポートに感謝の意を表していたそうだ。
「俺達は全員で力を合わせ、お互いを支え合っている。それこそが、俺達が最も重要としている理念なんだ。彼は、必要とあらば審判に猛烈に抗議するし、ロッカールームで選手に向かって熱弁を振るうこともある。どんな状況であれ、俺達は年間を通してコートで全力を尽くすし、コーチ達は全力で俺達をバックアップしてくれる。彼は、罰金なんて気にしない。そんな彼が本心を語ってくれることに意味があるんだ。」
ウォリアーズの選手達は感謝するばかりではなく、カーHCの退場を楽しむことも忘れていない。ウォリアーズのガードのクイン・クックは、以下のようにコメントしている。
「面白い光景だったね。俺は何かが起こる予感がしてたんだ。ウォリアーズに来る前から、ESPNやインスタグラムでカーHCが退場処分になった時の動画を何度も観ていたからね。生で観るのは今回が初めてだったけど、とってもクールだったよ。」
現地10月8日にオラクルアリーナで行われたプレシーズンゲーム、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対フェニックス・サンズの一戦で、審判に猛抗議をしたウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が退場処分になる一幕があった。
第3Q(クォーター)開始9秒の場面で、ウォリアーズはケビン・デュラントをマークしているサンズのトレバー・アリーザにステフィン・カリーがスクリーンをかける『バックドアカット』というプレーを仕掛けた。しかしこの時、カリーとサンズの2選手(アリーザとシャキール・ハリソン)が激しく交錯したため、カリーにオフェンスファールがコールされた。このコールが不服だったカリーは、すぐさま審判に抗議し、彼は更にテクニカルファールもコールされることとなった。そして、このテクニカルファールが引き金となり、カーHCはコートに入ってきて審判に猛抗議をし、退場処分を言い渡されたのだ。この試合の前半にウォリアーズは既に5つのオフェンスファールをコールされており、試合も117対109で敗れる結果に終わっている。
カーHCは、退場をコールしたベン・テイラー審判に向かって手を振りながら「こんな試合にはもう付き合ってられないよ」と言ってコートを後にしたそうだ。試合後、カーHCは今回の退場処分に関して冗談を交えつつ以下のようにコメントしている。
「試合後のケータリング(チームが準備する食事)が楽しみだったんだ。大体いつも第3Qの終盤頃にケータリングの準備ができているから、私は一番乗りで食べに行きたかったんだよ。私はいつだって選手をバックアップしたいと思っている。今日の試合では、うちのチームがオフェンスファールをコールされることがあまりにも多かったので、我慢の限界が来てしまったんだ。怒りに任せて明らかに間違ったことをしてしまった。退場処分になって当然だよ。」
San Francisco Chronicleのコノー・リトゥナー記者は、カーHCの退場がチームに与えた影響について以下のように記事にまとめている。
「カーHCの退場によって、ウォリアーズの選手達の心に火が付いたようだ。前半の間、ウォリアーズは気の抜けたプレーを繰り返しており、エースのデビン・ブッカーを欠くサンズに61得点を献上していた。しかしカーHCがコートを去って以降は、彼らのディフェンスは冴え渡り、スクリーンにも上手く対処して、シューターに対するディフェンスも機能し始めた。しかし今後は、ウォリアーズは審判に対する激しい抗議をできる限り控えておくべきであろう。ウォリアーズほどタレントが充実しているチームは他に無いので、相手チームは今後も何とかしてウォリアーズのオールスター選手達を退場に追い込もうとしてくるだろう。ウォリアーズの3連覇を阻止するには、それが唯一の手段になるかもしれないからだ。」
Mercury Newsのマーク・メディナ記者によると、試合後のインタビューで、カリーはカーHCのサポートに感謝の意を表していたそうだ。
「俺達は全員で力を合わせ、お互いを支え合っている。それこそが、俺達が最も重要としている理念なんだ。彼は、必要とあらば審判に猛烈に抗議するし、ロッカールームで選手に向かって熱弁を振るうこともある。どんな状況であれ、俺達は年間を通してコートで全力を尽くすし、コーチ達は全力で俺達をバックアップしてくれる。彼は、罰金なんて気にしない。そんな彼が本心を語ってくれることに意味があるんだ。」
ウォリアーズの選手達は感謝するばかりではなく、カーHCの退場を楽しむことも忘れていない。ウォリアーズのガードのクイン・クックは、以下のようにコメントしている。
「面白い光景だったね。俺は何かが起こる予感がしてたんだ。ウォリアーズに来る前から、ESPNやインスタグラムでカーHCが退場処分になった時の動画を何度も観ていたからね。生で観るのは今回が初めてだったけど、とってもクールだったよ。」
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