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この夏トレードされる可能性のあるシューティングガードVol.1

NBA Rakuten / 2019年5月13日 11時17分

来シーズンに26歳を迎えるワシントン・ウィザーズのシューティングガード、ブラッドリー・ビールが今夏トレードされるかもしれない。

平均25.6ポイント、5リバウンド、5.5アシスト、1.5スティール、シュート成功率58.1%でキャリアハイを記録し、今シーズンを終えたビールとウィザーズとの契約は残り2年、その額は5,580万ドルだ。

ビールの将来は、ゼネラルマネージャーが変わるウィザーズの経営方針とビールが今シーズンのAll-NBAチームに選出されるかどうかにかかっていると言われている。

6選手が選出されるAll-NBAチームのシューティングガードの内、ウォリアーズのステフィン・カリー、ロケッツのジェームズ・ハーデン、サンダーのラッセル・ウェストブルック、トレイルブレーザーズのデイミアン・リラード、セルティックスのカイリー・アービングの5選手の選出はほぼ確実であり、ビールはホーネッツのケンバ・ウォーカー、シクサーズのベン・シモンズ、サンズのデビン・ブッカー、ウォーリアーズのクレイ・トンプソンらと6番目のポジションを争っている。

もしビールがAll-NBAチームに選出されると、彼は4年、1.94億ドルのスーパーマックス契約の対象となり、これはビールがウィザーズに残るか否かを大きく左右する事となる。ウィザーズは既に、左アキレス腱の断裂により来シーズンの大半を欠場する予定のジョン・ウォールとスーパーマックス契約を結んでおり、ビールに1.94億ドルの大型オファーをすると、2年後の2021年からウォールとビールだけでサラリーキャップの約4分の3を占めてしまう事になるからだ。

ビールがAll-NBAチームに選出されるとウィザーズやビールにとって非常にややこしい状況になるだろう。もしビールがスーパーマックス契約の対象になったとしても、将来の金銭面を考えるとウィザーズがその額をビールに提示する保証はどこにも無い。

そして仮にウィザーズがその額を提示したとしてもビールがそれを受ける保証も無い。生涯ウィザーズでプレーしたいと語っていたビールだが、ゼネラルマネージャーが変わる事で大きく経営方針も変わる事が予想される中、彼はチームがどの方向へ向かっていくのかをじっくり見極めてから決断したいようだ。

ビールの今後については、今シーズンのAll-NBAチームの発表とウィザーズの今後の経営方針が大きく左右する。もしビールがAll-NBAチームに選出されなければ、何事も無かったかのように来シーズンを迎えるだろう。しかし、ビールがAll-NBAチームに選出された場合はウィザーズとビールを取り巻く環境がオフシーズンに180度変わる事となる。

 

(C)2018 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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