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マジック・ジョンソンとラリー・バードが生涯功労賞を受賞へ

NBA Rakuten / 2019年5月18日 9時0分

今年のNBAアウォーズでマジック・ジョンソンとラリー・バードが生涯功労賞を受賞することが分かった

ターナーとNBAは、現地6月24日にロサンゼルスのバンカー・ハンガーで開催される「2019 NBAアウォーズ」でアービン・マジック・ジョンソンとラリー・バードが生涯功労賞を受賞すると発表した。これまでに生涯功労賞を受賞したのは、ビル・ラッセル(2017年に受賞)とオスカー・ロバートソン(2018年に受賞)だ。

ライバル同士として歴史に残る好ゲームを何度も繰り広げ、チームに数々の優勝をもたらしてきたジョンソンとバードは、1980年代のNBAの発展を支えた最大の功労者だ。彼らは現役時代にそれぞれ3度のMVP、9度のオールNBAファースト・チーム選出、NBAオールスターゲーム出場12回という功績を残し、ライバルから親友へとその関係を変化させた。彼らは2人とも引退後にバスケットボールの殿堂入りを果たし、「NBAの偉大な50人」にも選出されている。また、彼らはアメリカ代表「ドリームチーム」の共同キャプテンとして1992年のバルセロナ・オリンピックに出場し、金メダルを獲得している。ドリームチームは2010年に殿堂入りしたので、ジョンソンとバードは2つの殿堂入りを果たしていることになる。

ジョンソンとバードの直接対決で最も有名なのは、1979年のNCAAトーナメント決勝戦だ。この試合で、ジョンソン率いるミシガン・ステイト大は、バード率いるインディアナ・ステイト大を下してNCAAチャンピオンに輝いた。この試合は大学バスケットボール史上最高の視聴率を記録し、その記録は今も破られていない。彼らは、その翌シーズンからNBAに戦いの舞台を移し、ジョンソンはさっそくロサンゼルス・レイカーズに優勝をもたらし、ボストン・セルティックスに入団したバードは新人王を受賞した。

ジョンソンは、現役時代に3度のファイナルMVP、5度の優勝、NBAファイナル進出9回という偉業を残した。彼は、13シーズンの現役生活で1試合平均19.5得点、11.2アシスト、7.2リバウンドという成績を残しており、通算アシスト数でNBA歴代5位にランクしている。現役引退後、ジョンソンはロサンゼルス・スパークス(WNBA)やロサンゼルス・ドジャース(MLB)などの共同オーナーを務めており、最近までレイカーズのバスケットボール運営部門社長も務めていた。

セルティックス一筋で13シーズン現役を続けたバードは、3度の優勝、2度のファイナルMVP受賞という偉業を残した。彼は現役通算で1試合平均24.3得点、10リバウンド、6.3アシストという成績を残し、1998年にバスケットボールの殿堂入りを果たした。現役引退後、彼はペイサーズのヘッドコーチとして1997-98シーズンの最優秀監督賞を受賞したほか、3シーズン連続でチームをカンファレンス・ファイナルに導き、2000年には球団史上初のNBAファイナル進出も達成した。また、彼はペイサーズのバスケットボール運営部門社長を務めた経験も持ち、2011-12シーズンにはエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーも受賞した。MVP、最優秀監督賞、エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーを全て受賞したのは、NBAの歴史上でバードただ1人だ。現在、彼はペイサーズのアドバイザーをしている。

(C)2018 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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