42ヶ国から108人の外国籍選手が開幕ロスター入り!!
NBA Rakuten / 2018年10月17日 20時0分
42ヶ国から108人の外国籍選手が開幕ロスター入りした
史上最多タイとなる42の国と地域から108人の外国籍選手が、2018-19シーズンの開幕ロスター入りを果たした。100人以上の外国籍選手が開幕ロスター入りし、全30チームに1人以上の外国籍選手が所属した状態でシーズンを迎えるのは、これで5年連続となる。
過去最多の外国籍選手(113人)と最多タイの国と地域(42ヶ国)は、2016-17シーズンと2017-18シーズンの2年連続で達成されている。
108人の外国籍選手のうち、最も多いのはカナダの選手(11人)で、以下、オーストラリア(9人)、フランス(9人)、スペイン(7人)、ドイツ(6人)、クロアチア(5人)、セルビア(5人)、トルコ(5人)と続く。今シーズンの開幕ロスターには、過去最多の65人のヨーロッパ人選手が登録されている。
外国籍選手が最も多いのは、ダラス・マーベリックスの7人だ。次いで、ユタ・ジャズとロサンゼルス・クリッパーズの6人、ボストン・セルティックス、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティー・サンダー、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)、サンアントニオ・スパーズの5人と続く。
また、過去にバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB)キャンプに参加した経験のある外国籍選手が、過去最多となる26人も開幕ロスター入りを果たしている。その中には、ジョエル・エンビード(シクサーズ/カメルーン出身/BWBアフリカ2011に参加)、ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ/カナダ出身/BWBグローバル2015に参加)、ダリオ・シャリッチ(シクサーズ/クロアチア出身/BWBヨーロッパ2010に参加)らが含まれている。BWBは、国際的なバスケットボールの育成とコミュニティー活動を目的としたNBAとFIBAによる共同プログラムで、2001年以降、55人のキャンプ参加者がNBAにドラフトされるか、もしくはフリーエージェントとしてNBAチームと契約を結ぶことに成功している。
今シーズンの開幕ロスター入りをした108人の外国籍選手のうち、5ヶ国の6選手はチームと2WAY契約を結んでいる。2WAY契約の制度が始まったのは昨シーズンからだ。各NBAチームは、それぞれ2人ずつの選手と2WAY契約を結ぶことができる。2WAY契約の選手は、シーズンのほとんどをNBA Gリーグでプレーしつつ、2WAY契約を結んだNBAチームに最大45日間帯同できる。
以下は、今シーズンの外国籍選手にまつわる注目ポイントだ。
・過去にNBAオールスターに出場した経験のある11人の外国籍選手が、今シーズンの開幕ロスター入りを果たしている。その11人は以下の通り。ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/ギリシャ)、ルオール・デン(ミネソタ・ティンバーウルブズ/南スーダン)、ゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート/スロベニア)、エンビード、アル・ホーフォード(セルティックス/ドミニカ共和国)、マーク・ガソル(メンフィス・グリズリーズ/スペイン)、パウ・ガソル(スパーズ/スペイン)、カイリー・アービング(セルティックス/オーストラリア)、ダーク・ノビツキー(マーベリックス/ドイツ)、トニー・パーカー(シャーロット・ホーネッツ/フランス)、クリスタプス・ポルジンギス(ニックス/ラトビア)
・ノビツキーはNBAタイ記録となる現役生活21シーズン目を迎えることになる。これまでに21シーズン現役を続けたのは、ロバート・パリッシュ、ケビン・ウィリス、ケビン・ガーネットの3人で、今シーズンでノビツキーとビンス・カーター(アトランタ・ホークス)の2人がその記録に並ぶことになる。また、ノビツキーは、1つのチームだけで21シーズン現役生活を続けたNBA史上初の選手になる。(それまでの最長記録は、レイカーズのコービー・ブライアントの20シーズンだった。)
・NBA.comが実施した2018-19シーズンに関するGMアンケートで、アデトクンボは「もし今から球団を1から作り上げるなら、誰を中心選手にする?」という質問で最も多い票を集めた。また、マレーは「今シーズン最もブレイクしそうな選手は?」という質問で最多得票を獲得している。
・パウ・ガソルは、あと15得点すると、NBA歴代最多総得点記録でデイビッド・ロビンソン(20790得点)を抜いて歴代38位にランクアップする。更に、あと105得点でボブ・ペティット(20880得点)を抜いて37位にランクアップすることができる。
・トニー・パーカーは、あと306得点すると、NBA歴代最多総得点記録でボブ・ラニアー(19248得点)を抜いて歴代50位にランクアップする。
・NBAグローバル・キャンプ2018に参加し、先日グリズリーズと2WAY契約を結ぶことに成功した日本の渡邊雄太は、2004-05シーズンにサンズでプレーした田臥勇太以来2人目の日本人NBA選手になることが期待されている。
(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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