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ヒートのケンドリック・ナン、得点記録でエリートの仲間入り

NBA Rakuten / 2019年11月4日 8時0分



 


ドラフト外の新人が1969-70シーズンに樹立された記録を更新

NBAの歴史上、マイアミ・ヒートのケンドリック・ナンのようなキャリアのスタートを切ったドラフト外のルーキーはいない。それどころか過去20人以上のドラフト全体1位指名選手が成し遂げられなかったことを達成した。

NBAでの最初の5試合でナンは112得点を記録し、フェニックス・サンズのレジェンドであり、殿堂入り選手のコニー・ホーキンスが1969-70シーズンに樹立した105得点というドラフト外ルーキーの同期間における最多得点記録を更新した。

キャリア最初の5試合で合計100得点越えを記録したのは2007-08シーズンのケビン・デュラント以来で、ESPNによると、ナンが記録した108得点を超える数字を記録したドフラト全体1位指名選手は過去26年間いないのだという。

同期間で108得点以上を記録した最後のドラフト1位選手は、1992-93シーズンのシャキール・オニール。オニールはオーランド・マジックの一員として、5試合で129得点をマークしている。

現在(日本時間11月3日)、FG成功率51.8%、3ポイント成功率48.4%という高確率でシュートを沈めているナンは、平均22.4得点(リーグ23位)、2.4リバウンド、2.6アシストを記録している。オークランド大出身、身長190.5cmのガードは、10月23日(同10月24日)のグリズリーズ戦で24得点を叩き出しキャリアをスタートさせると、それ以降もシュートを打ち続け、ここまでの5試合中3試合で24得点をマークしている。

「少し夢のようだけど、必要なのはチャンスだけだった」とナンは語る。

シカゴ生まれのナンは2018年のドラフトから漏れ、プロ1年目をGリーグのサンタクルス・ウォリアーズで過ごした。ヒートと4月10日に契約を結ぶと、それ以降チームメイトとNBA全体を感心させている。

「シカゴ出身のやつらは本物だ」とナンを評するのはチームメイトのジミー・バトラー。

「彼のことは聞いてはいたんだ。映像でも見ていたから、彼がどういうプレイヤーなのかも知っていた。彼にはこのままの調子を維持してほしい。いつもみんなに言うんだけれど、俺の仕事はチームが勝利できるように手助けすること。それと選手が大金を手にできるよう手助けすること。彼はその道を進んでいるね」

10月31日(同11月1日)にヒートと対戦したアトランタ・ホークスのキャメロン・レディッシュは、「シュートが上手い。彼のことはすごくリスペクトしているよ」と、同じ1年目のガードを賞賛した。

このような形でキャリアをスタートできたことは、ナンにとっては想定内だったようだ。

「驚きはない。いつも通りさ。何年も前から自分は優れた選手のひとりだと分かっていた。ただチャンスが必要なだけだったんだ」



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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