破竹の勢いでリバウンドを荒稼ぎするアンドレ・ドラモンド
NBA Rakuten / 2019年11月4日 14時0分
20歳になった2年目以降、アンドレ・ドラモンドはリーグ最高のリバウンダーとしてその名をとどろかせている。
そんな彼が今シーズン序盤戦で見せている活躍は、今季が彼にとって過去最高のシーズンとなる可能性を示している。
デトロイト・ピストンズ一筋のビッグマンは、現代における20得点、20リバウンドの象徴だ。ピストンズを113対109で勝利に導いた現地11月2日(日本時間11月3日)のブルックリン・ネッツ戦でのパフォーマンスはその支配力をより印象付けるものだった。25得点、20リバウンド、6アシスト、5ブロック、3スティールという成績は、1989年にアキーム・オラジュワンが達成して以降ではレギュラーシーズンで初めて成し遂げられたスタッツだ。
この試合で3戦連続、シーズンにおいては7試合で4度目となる20-20を達成したドラモンド。7試合で131本という合計リバウンド数は、彼自身が137本を記録した2015-16シーズン以降では最高の数字。1974年以降では、デニス・ロッドマンが唯一、同スパンにおいてドラモンド以上のリバウンド数を記録している。
リバウンドを支配するドラモンドの力は決して隠されてきたものではない。このピストンズの元ロッタリーピック選手は、シーズンの合計リバウンド数で過去4年連続1位に輝いており、オフェンスリバウンドに限っては自身2年目の2013-14シーズンから6年連続でトップの座を維持している。
7試合で130リバウンド以上を記録した選手一覧
アンドレ・ドラモンド 2019-20シーズン(131)
アンドレ・ドラモンド 2015-16シーズン(137)
デニス・ロッドマン 1993-94シーズン(143)
カリーム・アブドゥル・ジャバー 1975-76シーズン(130)
ビル・ウォルトン 1974-75シーズン(132)
ウィルト・チェンバレン 1970-71シーズン(155)
ジェリー・ルーカス 1970-71シーズン(136)
ウィルト・チェンバレン 1968-69シーズン(155)
ビル・ラッセル 1968-69シーズン(185)
(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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