グリフィン復活のピストンズ、巻き返しに向けた課題は?
NBA Rakuten / 2019年11月18日 10時42分
ピストンズのケイシーHC、巻き返しに守備の改善を主張
デトロイト・ピストンズは、エースのブレイク・グリフィンが復帰したが連敗を止められず、4試合勝利から遠ざかっている。ドゥエイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)は、20日の敵地シカゴ・ブルズ戦までの期間で守備の立て直しを誓っている。
グリフィンが左ハムストリングと膝の負傷で、開幕10試合を欠場したピストンズ。新加入のベテランガード、デリック・ローズがベンチからチームを牽引するなど、エース不在のなかで必死の戦いを見せていた。
しかし、グリフィン、レジー・ジャクソン、ローズと主力の欠場が相次ぎチームは苦戦。11月11日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でグリフィンが待望の今季初出場を果たしたが悪い流れは止められず、リーグ戦4連敗で順位も後退している。
15日のシャーロット・ホーネッツ戦後、今季初めて試合間隔が中4日と空いている。ケイシーHCは「ディフェンスを強化する必要がある。我々は守備よりも攻撃を優先してしまっている」と課題を挙げる。
ピストンズはオフェンシブレーティングでリーグ9位、3ポイントシュート成功率40.5%はトップを誇る一方で、平均17.5ターンオーバーはリーグ26位。さらに、ディフェンシブレーティングは27位、被シュート成功率(48.4%)27位、被3ポイントシュート成功率(28位)28位と守備に関するデータが軒並み下位に低迷している。
「ゾーンだろうとマンツーマンだろうと、我々の守備には多くの仕事がある。自尊心とディフェンスの一体感を取り戻す必要がある。言い訳のように聞こえるかもしれないが、選手たちがお互いに話し、学び合うには時間がかかる。ブレイク(グリフィン)とデリック(ローズ)が戻ってきたからなおさらだ」
右ハムストリングを痛めて計5試合を欠場したローズも、「練習してリズムをつかむ機会になる」と中4日を選手同士のすり合わせ期間と捉えている。
20日は同地区で、4勝9敗で並ぶブルズとの対戦。ぜひとも連敗を4でストップしたいところだ。
(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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