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サマーリーグ日本人情報 〜馬場がデビュー戦でしっかりとアピール〜

NBA Rakuten / 2019年7月6日 15時56分

現地時間7月5日、NBA全30チームが参加するラスベガス・サマーリーグが開幕した。八村塁、渡邊雄太、馬場雄大、比江島慎と4名の日本人選手が参加することから、今年は例年になく日本での注目度が高まっている。初日に試合があったのは、馬場の参加しているダラス・マーベリックスと、比江島の参加しているニューオリンズ・ペリカンズだ。

馬場が参加しているダラス・マーベリックスは、ブルックリン・ネッツと対戦し、96対92で勝利した。馬場は18分52秒の出場で5点、6リバウンド、3スティールという記録を残した。馬場のデビュー戦は攻守共にまずまずといったところで、オンボールでのディフェンスやトランジションでの走力など、長所はこのレベルでも通用することを示すことができた。トランジションのダンクトライこそブロックされたが、イサイア・コルディネアに上手く体を当てて吹き飛ばしながらのバンクショット、そしてスティール後すぐさまトランジションに参加してのスリーポイントと、奪った5得点は印象的だった。B.LEAGUEではフォワードでプレーする馬場だが、NBAでは小柄な方に入るため、ガードポジションでのプレーが求められる。第4クオーターには昨シーズンのMVP、ヤニス・アデトクンポの弟、コスタスとのピック・アンド・ロールを見せたが、残りの試合ではこういった場面を増やしていきたいところだ。

一方の比江島は第3クオーター残り2分半で初めてコートに立ったが、与えられた2分少々のプレータイムで見せ場を作ることができないまま交代となった。試合自体が地震の影響で第4クオーター8分弱を残して終了したため、比江島に挽回の機会が与えられないまま終了。次の試合ではより積極的な姿勢を期待したい。

ダブドリ編集長:大柴壮平

(C)2018 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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