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シーズンMVPランキング第6週:新生ウルブズを牽引するカール・アンソニー・タウンズ

NBA Rakuten / 2019年11月30日 10時48分



 


ミネソタ・ティンバーウルブズがロッカールームの改革を行なった際、カール・アンソニー・タウンズには明確な計画があった。利己的な考えをやめ、チーム内のいざこざをなくし、チームのためにプレイする。

ティンバーウルブズがフロントオフィス、コーチングスタッフの組織変更を行なうと決断したときでも、タウンズはチームのカルチャーを変えるということがその計画の一部であることを確認した。

「チームは家族だ。そして俺たちはただ勝つことを求めている。個人的な栄誉を得るためにやっているのではない。そういったカルチャーをここミネソタで育んできた」

ティンバーウルブズはライアン・サンダースHCが最適なラインアップを未だ探りながらも、現在(日本時間11月29日時点)10勝8敗と勝ち越しており、プレイオフ出場を狙えるペースで勝ち星を積み重ねている。

そのなかでタウンズは平均得点(26.3)、リバウンド(12.6)、アシスト(4.1)でキャリアハイの数字を残しており、FG成功率51.3%、3ポイント成功率44.4%とシュートも好調。また守備でも1.1スティール(自己最高)、1.5ブロックを記録している。

今のところプレイ面とロッカールームの両方で、物事は計画通りに進んでいるようだ。

「チームメイトが持つ誠実さと決意に対して自信を持っているし、彼らがユニフォームを着たらどんな働きをしてくれるのかは理解している。自分自身もこれまで以上のことを出来ていると感じていて、今は自分の様々なプレイを見せることができて楽しい。まだすべてを出したわけじゃないけどね」

タウンズの考えに賛同するサンダースHCは、チームの若きリーダーでありベストプレイヤーのタウンズの双肩にチームの命運が懸かっていると考えている。3ポイントを4割以上の高確率で決められる7フッターは、どのチームにおいても夢の様な存在だ。

「このチームにおいてカールがコート内外でやっていることに満足している」とサンダースHCはタウンズを称賛する。

「確かに我々は若いが、カールがベテランの役目を受け入れたことは彼にとっても良いことだと思う。オフコートでも色々とやっており、ボーカルリーダーとしても成長している。彼は素晴らしいキャリアのスタートを切ったが、満足することはないだろう」

NBA.comが現地29日に発表したランキング上位10位は以下の通り。(データはすべて日本時間11月30日のもの)

1.ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)
シーズン成績:平均31.1得点、13.7リバウンド、6.2アシスト、1.5スティール、1.4ブロック

トリプルダブル、50得点試合と1人でなんでも出来てしまう“グリーク・フリーク”の活躍もあり、オールスターのクリス・ミドルトンを欠きながらもバックスは好調を維持。ミドルトンが復帰した現地水曜のホークス戦でも、30得点、10リバウンド、4アシスト、4ブロックと出色の活躍を披露し、チームを9連勝に導いている。

2.レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)
シーズン成績:平均25.8得点、11.0アシスト、7.3リバウンド、1.3スティール

ペリカンズ戦では初の凱旋試合となったアンソニー・デイビスに主役の座を譲ったレブロンだったが、自身も29得点、11アシスト、5リバウンド、2スティールと躍動。彼の活躍もあり、レイカーズは18試合を消化した時点で過去最高タイのスタートを切っている。

3.ケンバ・ウォーカー(ボストン・セルティックス)
シーズン成績:平均22.3得点、4.7リバウンド、4.6アシスト

現地水曜のネッツ戦、TDガーデンに集ったファンはカイリー・アービングを煽ることに必死だったが、ウォーカーはなぜセルティックスが彼を獲得したのかを証明してみせた。シーズンハイの39得点、6アシスト、4リバウンドの活躍でネッツを一蹴している。

4.ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)
シーズン成績:平均30.1得点、10.0リバウンド、9.5アシスト、1.5スティール

優秀なディフェンダーを揃えるクリッパーズ相手に、30得点、10アシストの連続記録は途絶えたが、彼がチームに与えるインパクトが小さくなったわけではない。彼は依然としてリーグで最も守るのが難しいプレイヤーの1人だ。

5.ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)
シーズン成績:平均37.7得点、7.8アシスト、6.1リバウンド、1.6スティール

“リーグ最高のアンストッパブルプレイヤー”というハーデンのステータスが揺らぐことはない。最近は彼も見たことがないと認めるダブルチームを相手に仕掛けられているが、この新しい戦術に対し、ハーデンはきっとまた新たな解決策を編み出すのだろう。

6.パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)
7.ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)
8.カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)
9.アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)
10.カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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