マヌ・ジノビリの背番号がスパーズの永久欠番に
NBA Rakuten / 2018年10月31日 19時20分
マヌ・ジノビリの背番号20番がスパーズの永久欠番になることが分かった
サンアントニオ・スパーズが、現地3月28日にホームのAT&Tセンターで行われる対クリーブランド・キャバリアーズ戦の試合終了後に、マヌ・ジノビリの背番号20番を永久欠番にする式典を行うことを発表した。
これにより、ジノビリはスパーズの球団史上9人目の永久欠番選手となる。これまでに、ブルース・ボウエン(12番)、ティム・ダンカン(21番)、ショーン・エリオット(32番)、ジョージ・ガービン(44番)、エイブリー・ジョンソン(6番)、ジョニー・ムーア(00番)、デイビッド・ロビンソン(50番)、ジェームズ・サイラス(13番)らがスパーズの永久欠番になっている。
スパーズに所属した16シーズンで、ジノビリは通算勝率72.1%(762勝295敗)という成績を残しており、その間に4度の優勝を経験している。彼が記録した勝率は、1000試合以上出場したNBA選手の中で歴代最高の記録だ。
1999年のNBAドラフト2巡目全体57位でスパーズに指名されたジノビリは、キャリア通算で1057試合に出場し、1試合平均25.4分間のプレーで平均13.3得点3.8アシスト3.5リバウンド1.32スティールという成績を残した。彼は、スリーポイント成功数(1495本)とスティール数(1392スティール)の2部門でスパーズの球団歴代1位、出場試合数で球団歴代3位(1057試合)、アシスト数(4001アシスト)とフリースロー成功数(3380本)で球団歴代4位、総得点(14043点)で球団歴代5位にランクしている。また、ジノビリは、2007-08シーズンにシックスマン賞を受賞し、2008年と2011年にはAll NBAサード・チームに選出され、2005年と2011年にはNBAオールスターにも出場するなど、リーグにおける様々な栄冠を手にしている。
ジノビリはキャリア通算でプレーオフの218試合に出場しており、1試合平均27.9分間のプレーで平均14得点4リバウンド3.8アシスト1.34スティールを記録している。プレーオフで3000得点以上とスリーポイント成功数300本以上を同時に達成しているのは、NBA史上、ジノビリとレブロン・ジェームズの2人しかいない。プレーオフで200試合以上出場した10人の歴代NBA選手のうちの1人であるジノビリは、全プレーオフ出場試合中の165試合でベンチから出場している。彼は、プレーオフ中の総得点(2014点)、アシスト数(576アシスト)、リバウンド数(635リバウンド)、スティール数(205スティール)、フィールドゴール成功数(630本)、スリーポイントシュート成功数(226本)、フリースロー成功数(528本)の7部門で、控え選手によるプレーオフ記録のNBA歴代1位にランクしている。彼とトニー・パーカーのデュオ(2人のコンビ)が達成した132勝というプレーオフ勝利数は、NBAの歴代デュオの中でプレーオフ史上最多となる数字だ。
16シーズン以上現役を続け、その全キャリアの間にたった1つのチームにしか所属しなかったNBA選手は歴史上に7人しかいないが、ジノビリもその1人だ。彼の他にこの偉業を達成しているのは、コービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ジョン・ハブリチェック、レジー・ミラー、ダーク・ノビツキー、ジョン・ストックトンの6人だ。彼は、史上初の南米出身のNBA選手で、ドラフト2巡目以降でNBA入りして同一チームで1000試合以上プレーした史上2番目の選手である。2002年にスパーズと契約する以前は、ジノビリはアルゼンチンとイタリアでプロバスケットボール選手をしていた。2001年、彼はバータス・ボローニャをユーロリーグ・チャンピオンに導き、その年のユーロリーグMVPに輝いている。また、彼は、2000-01シーズンと2001-02シーズンにイタリアのリーグのMVPも受賞している。
ジノビリは1998年から2016年までアルゼンチン代表チームでプレーしており、2004年のオリンピックで金メダル、2002年のFIBA世界選手権で銀メダル、2008年のオリンピックで銅メダルを獲得している。ユーロリーグとNBAとオリンピックの全てで優勝した選手は、バスケットボールの歴史上、ジノビリとビル・ブラッドレイの2人しかいない。
(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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