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好調ジャズを支える新加入のジョーダン・クラークソン「ゲームプランに集中している」

NBA Rakuten / 2020年1月14日 12時54分



控えの得点源としてジャズの好調を支えているジョーダン・クラークソンが、新チームでの自身の役割について語った


ダンテ・エクサムとのトレードでクリーブランド・キャバリアーズからユタ・ジャズに移籍したジョーダン・クラークソンは、セカンド・ユニットの貴重な得点源として早くもジャズのシステムにフィットしている。現にチームも、クラークソン加入後は負け無しの9連勝を飾っている。

ジャズのウィークポイントだったセカンド・ユニットの得点力を大きく底上げしたクラークソンの活躍について、『Clutchpoints.com』のケレン・ボス記者は以下のようにリポートしている。

今シーズンのジャズの先発メンバーは、期待の新加入ポイントガードのマイク・コンリーがハムストリングの怪我で長期離脱しているにも関わらず、ドノバン・ミッチェル、ルディ・ゴベア、ボヤン・ボグダノビッチ、ロイス・オニールという攻守にバランスの取れた戦力を維持している。しかし、その一方で、ジャズのセカンド・ユニットの得点力はリーグ28位と苦しい状況で、「先発メンバーがリードを奪ってもセカンド・ユニットの時間帯にリードを失う」という展開の試合が続いていた。

そこで、ジャズはトレードで得点力の高いクラークソンを獲得し、それが見事に功を奏した。ジャズに加入して以降、クラークソンは全プレイ時間中86%をシューティングガードとしてプレイしており、彼の持ち味である「得点を稼ぐこと」に集中することができている。

クラークソンはジャズでプレイした9戦中3試合で20得点以上を記録しているが、シーズン最初の30試合で1試合に20得点以上を記録した控え選手はジャズには1人もいなかった。ジャズ加入後のクラークソンは1試合平均14.3得点、3ポイントシュート成功率36.7%という成績を記録しており、この数字がいかにクラークソンがジャズのオフェンスにフィットしているかを表している。

キャッチ&シュートの3ポイントシュート試投数でジャズはリーグ6位にランクしているが、成功率は42.4%でリーグ1位にランクしている。ここに、キャッチ&シュートの3ポイントシュートを41%決めているクラークソンが加入することによって、チーム全体の数字が更に底上げされる可能性も高い。

クラークソン加入の恩恵はオフェンス面だけではない。今シーズン、ジャズはオニールがシューティングガードを守っている時間帯の失点に苦しんでいたが、クラークソンが加わったことで、オニールが本来のポジションであるスモールフォワードを守ることができ、ディフェンス面もかなり改善されている。

『Salt Lake Tribune』のアンディ・ラーセン記者のインタビューで、クラークソンはオフェンスよりもディフェンスでチームに貢献したいと語っている。

「チームのゲームプランに忠実に従うことと、いかにチームを助けられるかということに集中している。俺はあまり物事を深く考えなくてもオフェンスできるタイプだから、その分、ディフェンスに神経を集中することができるんだ」

コンリーが先発に復帰し、クラークソンとオニールがベンチから出てくるローテーションが完成すれば、ジャズは相手チームにとってかなり危険な存在になるだろう。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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