ブレイザーズのカーメロ・アンソニーが史上18人目の通算2万6,000得点に到達
NBA Rakuten / 2020年1月19日 9時0分
ドンチッチは試合後「今なお歩く得点マシン。見ていて美しい」とカーメロを称えた
ポートランド・トレイルブレイザーズのカーメロ・アンソニーが、現地1月17日のダラス・マーベリックス戦でリーグ史上18人目となる通算2万6,000得点に到達した。
2003年ドラフト1巡目3位でデンバー・ナゲッツに指名されNBA入りしたカーメロは、自慢の得点力を武器にルーキーイヤーから活躍。2010-11シーズン途中にニューヨーク・ニックスへ移籍すると、2012-13シーズンには平均28.7得点を記録して自身初の得点王に輝いた。2014年1月には聖地マディソンスクエア・ガーデンでキャリアハイとなる62得点を挙げるなど、リーグを代表するスコアラーとして活躍してきた。
昨シーズン途中にヒューストン・ロケッツから放出され、トレード先のシカゴ・ブルズも解雇される憂き目に遭い、9カ月以上も無所属の期間が続いたなか、昨年11月にブレイザーズと契約。35歳となったベテランはデイミアン・リラード、CJ・マッカラムに次ぐ第3の攻撃オプションとして復活し、平均16.5得点、6.3リバウンド、1.4アシストを記録している。
1月17日のマーベリックス戦では、第1Q(クォーター)序盤で3ポイントとインサイドのシュートを成功させると、同Q残り6分38秒にはフリースローを獲得。1本目を沈め、史上18人目となる通算2万6,000得点を達成した。
この日は試合に112-120で敗れたものの、カーメロはトータル22得点を記録。『syracuse.com』によれば、マーベリックスのルカ・ドンチッチは試合後、「彼は特別。今なお歩く得点マシンだ。見ていて美しい」とカーメロを称えたという。
カーメロはこのまま怪我なく過ごせれば、17位ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)、16位ジョン・ハブリチェック(元ボストン・セルティックス)、15位ポール・ピアース(元セルティックスほか)、14位ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)を抜き、さらに順位を上げてシーズンを終えることになりそうだ。
■歴代通算得点トップ18
1位:カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)/3万8,387点
2位:カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)/3万6,928点
3位:コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)/3万3,643点
4位:レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)/3万3,532点
5位:マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)/3万2,292点
6位:ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)/3万1,560点
7位:ウィルト・チェンバレン(元ロサンゼルス・レイカーズほか)/3万1,419点
8位:シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)/2万8,596点
9位:モーゼス・マローン(元ヒューストン・ロケッツほか)/2万7,409点
10位:エルビン:ヘイズ(元ワシントン・ブレッツほか)/2万7,313点
11位:アキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか)/2万6,946点
12位:オスカー・ロバートソン(元ミルウォーキー・バックスほか)/2万6,710点
13位:ドミニク・ウィルキンス(元アトランタ・ホークスほか)/2万6,668点
14位:ティム・ダンカン/(元サンアントニオ・スパーズ)2万6,496点
15位:ポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)/2万6,397点
16位:ジョン・ハブリチェック(元ボストン・セルティックス)/2万6,395点
17位:ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)/2万6,071点
18位:カーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)/2万6,014点
(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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