感謝の気持ちを忘れずに【ダンサーコラムVol.1／キャバリアーズダンスチーム Tomomi】

NBA Rakuten / 2020年1月22日 15時12分

「感謝の気持ちを忘れずに」日々ダンサーとして活躍するクリーブランドキャバリアーズパワーハウスダンスチームTomomiさんにインタビュー！

みなさんこんにちは！埼玉県出身のTomomiです。私はNBAクリーブランドキャバリアーズパワーハウスダンスチームに所属しています。

チアダンスを始めたきっかけは高校の部活動に入部したことです。また大学在学期間中には、社会人チアリーディングチームで活動すると同時に、チアリーディングやチアダンスのインストラクターも経験しました。その後社会人になってからは、アメリカンフットボールチームのチアリーダーとして活動しました。

2017年、初めてNBAサンアントニオ・スパーズのダンスチームオーディションに挑戦し、合格することができました。そして翌年2018年には、NBA クリーブランド・キャバリアーズのダンスチームオーディションに合格し、今シーズンは同チームのキャプテンを務めています。

私は元々アメリカで活躍するチアリーダーやダンサーに憧れがあり、大好きなスポーツと大好きなダンスが融合するエンターテイメントの世界を自分の目で直接見て学びたいと思っていました。そんな時、友人がNFLのチアリーダーのオーディションに合格したのをきっかけに、「自分も挑戦してみたい」という思いが強くなり、NBAダンサーを目指しました。

また、私には生まれつき身体が不自由で、車椅子で生活している姉がいます。姉はスポーツ観戦が好きで、そんな姉を本場NBAのゲームに招待したいと思ったのもチアリーダーを目指した理由の一つです。家族の大きな支えもあって、夢を実現することができました。

NBAダンサーを目指す人へアドバイスをするとしたら、まずは自分のなりたい姿や夢を具体的に想像して、それが実現するということを信じ抜いてほしいです。いつも頭に思い描いていれば、自ずとどうすれば夢の実現に近づくのかがわかってくると思います。そして、何よりもその過程を楽しむこと。

夢を実現させるための過程は簡単なことばかりではありません。でも沢山の時間や労力をかけ、毎日を丁寧に過ごしていけば、必ず結果が出ます。その結果を受け入れ、毎日改善していく過程を楽しみましょう！

そして何よりも大切なのが、周りの人へ感謝すること。大きな夢は、自分1人だけで実現できるものではありません。周りの人や環境に感謝の気持ちがあれば、辛くて心が折れそうな時も必ずやり抜くことができると思います。頑張ってください！