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“歩く得点製造機”デビン・ブッカーは「現代版コービー・ブライアント」!?

NBA Rakuten / 2020年1月21日 13時0分



地元紙の記者が「Cactus Mamba(サボテンマンバ)」の愛称を提言


NBA5年目を迎えたフェニックス・サンズのデビン・ブッカーは、リーグを代表するスコアラーとして地位を確立している。サンズをカバーする『Valley of the Suns』のオマール・コルデロ記者は、そんなブッカーを「現代版コービー・ブライアント」に指名している。

2015年のドラフト1巡目13位指名でサンズ入りしたブッカーは、ルーキーイヤーから主力してプレイし、2年目の2016-17シーズンに平均22.1得点をマーク。以降も年々成績を伸ばし、今季は平均26.5得点、4.1リバウンド、6.4アシスト、シュート成功率50.8%、3ポイント成功率35.5%、フリースロー成功率91.5%とオールスター初選出も視野に入る活躍を見せている。

そんなブッカーには「Book」「DB」「歩く得点製造機」などいくつものニックネームがあるが、コルデロ記者が「サンズファンが活用し始めるべき愛称」に挙げたのが、「Cactus Mamba(サボテンマンバ)」だ。

「我々は以前にこのタイプのプレイヤーを見たことがあるだろう。同じ情熱と意欲、考え方を持ち、攻撃的で獰猛なブラックマンバだ」

ブラックマンバとは、言わずと知れたロサンゼルス・レイカーズのレジェンドであるコービーの愛称。コルデロ記者はブッカーを現代版コービーに指名した理由の一つに、プロ20年間レイカーズ一筋で過ごした男と共通するフランチャイズへの忠誠心を挙げた。

ブッカーの入団以降、サンズは勝率5割以上のシーズンがない。いわゆるドアマットチームでプレイするなか、退団を希望しているという噂は何度もあったが、最終的には残留してきた。モンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)も、「デビンはフェニックスを愛している。彼は15年以上一つのチームでプレイする数少ない選手になると思う」と太鼓判を押している。

コルデロ記者が指摘したもう一つの類似点がプレイスタイルだ。ブッカーは今季、30得点以上を16試合(リーグ6位)で記録し、シュート成功率もガードの選手で第3位。同じ23歳の時にコービーは18試合だった。2人とも1試合70得点以上を経験している生粋のスコアラーである一方で、コービーはトップクラスのディフェンダーとしても鳴らした。ブッカーも開幕前には守備を強化したという。

「2人に差があるとすれば、コービーは23歳ですでに優勝リングを手にしていた。デビンの得点能力は他に類を見ない。ジャンパー、レイアップとダンク、プルアップのミドル、コートのどこからでもシュートを打てる。しかし、バスケットボールは攻守のゲームで、守備は優勝を手繰り寄せる。コービーは常にコートで最高の選手をディフェンスしていた」

サンズはブッカー、リッキー・ルビオ、ケリー・ウーブレイJr.を中心に、プレイオフ圏内の8位を争う戦いを続けている。そのなかでブッカーが攻守両面でコービーの域に近づくことができれば、強豪復活を果たせるかもしれない。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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