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NBA記録樹立のデイミアン・リラード、コービー追悼試合の胸中告白「勝者はいない」

NBA Rakuten / 2020年2月2日 10時0分



教会に向かって歩いている最中にコービーの訃報に接したという


ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、現地1月31日に敵地で行われたロサンゼルス・レイカーズ戦で48得点、9リバウンド、10アシストと大爆発し、ウェスタン・カンファレンス首位を破る立役者となった。

かつてレイカーズのスーパースターとして君臨したコービー・ブライアントが、26日にヘリコプターの墜落事故に巻き込まれて他界。ショッキングな出来事の後、初めてレイカーズの本拠地ステイプルズ・センターで行われた一戦は、ティップオフ前にレブロン・ジェームズがスピーチを行うなど、英雄に捧げる“追悼ゲーム”となった。

コービーのために勝利を目指すレイカーズの前に立ちはだかったのがリラードだ。3ポイントシュートを12本中7本成功させるなど、両チームトップの48得点をマーク。1月27日のヒューストン・ロケッツ戦でキャリア通算595試合目にして初めてトリプルダブルを達成したばかりだったが、この日もそれに迫る9リバウンド、10アシストを挙げ、チームを127-119の勝利に導いた。

NBA史上初となる5試合連続で35得点、5リバウンド、5アシウト、3ポイント5本以上成功の記録を打ち立てたリラード。29歳のスコアラーにとってもコービーは特別な存在で、レイカーズ戦への思い入れは強かったようだ。

『ESPN』のレイチェル・ニコルズ記者によれば、リラードは1月26日、教会に向かって歩いている最中にコービーの訃報に接した。ヘリコプター墜落が確認された後も、コービーがなんとかその状況から逃げ出して無事だったと聞くために1日中待っていたという。

「彼がどれほどのスーパーヒーローだったか」

レイカーズがコービーに捧げる勝利を欲するなか、それを迎え撃った胸中を問われたリラードは自分なりの見解を明かしている。

「今夜の試合に勝者はいない。コービーは亡くなり、彼の家族も彼を取り戻すことはできない。これはただのバスケットボールさ」

リラードは自分なりの手段で、英雄コービーへのリスペクトを表現した結果だった。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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