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「ユーロ? それともトラベリング?」ジェームズ・ハーデンのユーロステップに物議

NBA Rakuten / 2020年2月24日 13時0分



ケビン・オコナー記者は「素晴らしいテクニックを賞賛すべき」と選手を擁護


2月22日(日本時間23日)のユタ・ジャズ戦で、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンが決めたユーロ・ステップからのレイアップシュートに関して、『ESPN』が「ユーロ? それともトラベリング?」というコメントを添えた動画をツイッターに投稿した。

この試合を放送したジャズ側の放送局で実況解説を務めるマット・ハープリングは「どのレベルのバスケットボールでも、3歩ステップしたらトラベリングだ」とコメントしたが、『The Ringer』のケビン・オコナー記者はNBAのルールブックを引用した上で以下のように主張した。

「NBAは、どれがトラベリングで、どれがトラベリングではないか、ファンとメディアに正しく説明しなければならない。このハーデンのプレイがトラベリングでないのは明らかだ。ハーデンは、ギャザー(パスやシュートをするためにボールを保持すること)したあとに2歩しかステップしていない。ルールに関する間違った解釈によって、NBAの試合やスター選手に関する誤解が生じている」

「ハーデンがドリブルをやめる直前、彼の左足はフロアに着いていた。次に、ハーデンはドリブルをやめてボールを両手で持った(ギャザー)。そこから、ハーデンは2歩ステップしてレイアップを決めた。これは素晴らしいフットワークだし、トラベリングではない」

「ギャザーは基本的なルールだが、これまで誤解され続けてきた。ハーデンやヤニス・アデトクンボはしばしば『トラベリングをしている』と中傷されているが、むしろ彼らの素晴らしいテクニックを賞賛すべきだ。NBAは、このルールをもっと周知させるべきだ。このルールが好きかどうかは、また別の話だ。とにかくルールブックによれば、このプレイがトラベリングでないことは明らかなのだ」

このルールは日本では『ゼロステップ』と呼ばれており、公益財団法人日本バスケットボール協会のサイトでも動画付きで詳しく説明されている。

選手のプレイが複雑かつ高度になり、それに伴ってルールも変更されているため、試合を観戦するファンも正しい知識を常にアップデートしておく必要がありそうだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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