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ピストンズ、レイカーズがデリック・ローズ獲得打診も拒否の理由「来年、重要な存在」

NBA Rakuten / 2020年2月28日 14時48分



「我々は彼をトレードするつもりはない」とキッパリ


デトロイト・ピストンズのデリック・ローズは、2019-20シーズンのトレード最終期限日(2月6日/日本時間7日)前に、複数のチームから興味を示されていた。そのなかには、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスのスーパースター2人を擁し、ウェスタン・カンファレンス首位を走るロサンゼルス・レイカーズの名前もあったが、ピストンズ側が放出を拒んだという。

2008年のドラフト1巡目1位指名でNBA入りしたローズ。新人王を獲得し、3年目の2010-11シーズンには平均25.0得点、4.1リバウンド、7.7アシストの好成績で史上最年少の22歳6カ月でシーズンMVPに輝き、順風満帆なキャリアを歩むかと思われた。

しかし、翌シーズンに左膝前十字靭帯を断裂すると、2013-14シーズンには右膝半月板断裂。2015年、17年にも半月板を断裂するなど故障に泣かされ、ブルズ退団後はニューヨーク・ニックス、クリーブランド・キャバリアーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズと各チームを渡り歩いてきた。

今季ピストンズにたどり着いたローズは、主に6thマンとして平均18.0得点、2.4リバウンド、5.7アシストを記録して復活をアピール。トレード期限前にはレイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズといった強豪チームが獲得に興味を示していると報じられた。

エースのブレイク・グリフィンが左膝の手術で今季絶望となったピストンズは、ゴール下の要であるアンドレ・ドラモンドをクリーブランド・キャバリアーズに放出した一方で、ローズの取り引きに応じることはなかった。『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者によれば、ピストンズがローズの契約をバイアウトする可能性もないという。

「(バイアウトは)あり得ない。彼は来季も契約下にある。レイカーズがデリック・ローズのトレードに関心を示して問い合わせた時、ピストンズはこう答えている。『問い合わせ頂き、ありがとう。しかし我々は彼をトレードするつもりはない。ドゥエイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)は彼が好きだ。来年、我々にとって重要な存在になると思っている。彼はダメだ』」

ピストンズは768万ドル(約8億4000万円)の契約を残すローズを来季の重要な戦力として考えているため、レイカーズへのトレードは拒否したという。ピストンズは現在カンファレンス12位(19勝41敗)とプレイオフ進出は厳しい状況だが、31歳のローズにはチームも大きな期待を寄せている。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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