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クリス・ポール、幻に消えたコービーとの“夢のデュオ”を回想「特別だっただろう」

NBA Rakuten / 2020年3月1日 14時25分



当時のコミッショナーの承認を得られず、トレードは破談に


オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールは、1月26日(日本時間27日)にヘリコプター墜落事故で亡くなったコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)と親交が深かった選手の1人として知られる。過去には同じチームで共闘するチャンスがあり、「(実現していたら)スペシャルだっただろう」と思いを馳せている。

2005年のドラフト1巡目4位指名でNBA入りしたポールは、これまでニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ、ヒューストン・ロケッツ、サンダーでプレイ。計15シーズンで歴代7位の通算9,575アシストを記録し、リーグ史に残る司令塔として名を刻んでいる。

そんな稀代のプレイメーカーは2011年、ロサンゼルス・レイカーズへの移籍が目前に迫っていた。ホーネッツはレイカーズ、ロケッツとの三角トレードを合意に至らせ、ポールのレイカーズ行きが内定。しかし、当時のホーネッツはリーグが所有していたため、トレード成立にはデイビッド・スターン・コミッショナー(当時)の承認が必要で、リーグの戦力バランスにもたらす影響もあり、最終的に承認が得られずトレードは破談となった。

結局、ポールはエリック・ゴードン(現ヒューストン・ロケッツ)、クリス・ケイマン、アル・ファルーク・アミヌ(現オーランド・マジック)、ドラフト1巡目指名権とのトレードでクリッパーズに加入した。ただ、もしレイカーズに移籍し、ポールとコービーがコンビを組んでいたら、ステイプルズ・センターにもっと多くのチャンピオンシップ・バナーを掲げることができたかもしれないと思うファンは少なくないだろう。

『Take It There with Taylor Rooks』に出演したポールは、「もし2011年のトレードが成立していたら」という質問に対し、「今考えたら、クレイジーなことだけど」と前置きして自分の思いを口にした。

「それはスペシャルだっただろうね。僕とコービーは実際に電話をして、これ(トレード)について話をしていた。僕と兄はLAに行くために飛行機に乗ろうとしていたんだ。もし実現していたらと思うことはあるよ。でも、それは予期していた形にはならなかったし、最終的にすべて丸く収まった」

ポール自身、コービーとの共闘を心待ちにしていたという。「スペシャル」なコンビ結成は夢に終わったが、ライバルの1人としてしのぎを削ったからこそ見えたものもきっとあったに違いない。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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