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ヤニス・アデトクンボ、ハーデンの”口撃”に反応「僕はパワーだけじゃない」

NBA Rakuten / 2020年3月1日 18時0分



両者の言い合いはひとまず沈静化か


ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは2月28日(日本時間29日)のオクラホマシティ・サンダー戦で32得点、13リバウンド、6アシストを挙げ、47点差の快勝に貢献した。25歳の万能戦士はジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)との“舌戦”が注目を集めているが、「議論はしない」と喧騒に釘を刺している。

事の発端は、2月6日(日本時間7日)に行われたオールスターのチーム編成を決めるドラフト。「チーム・ヤニス」のキャプテンを務めたアデトクンボは6番目指名の際、「パスする選手が欲しい」と冗談交じりにコメントし、ハーデンではなく、ケンバー・ウォーカー(ボストン・セルティックス)を選択した。これについて『ESPN』のレイチェル・ニコルズ記者から問われたハーデンは、「俺は彼よりもアシストが多い」と切り返し、アデトクンボのスキルを揶揄するとも取れるコメントを発していた。

「7フッターで、走って、ダンクできればいいのに、と思うよ。それならスキルはまったく必要ないからね。俺はどのようにバスケットボールをプレイするか、スキルを身につけるかを学ばないといけない」

2人の“舌戦”が注目を集めたなか、アデトクンボは2月28日のサンダー戦を前に、『ESPN』に対して「議論はしない。決して誰かを攻めるつもりはなかった」と主張。一方で、「僕のプレイはパワーだけじゃない」と自身のスタイルに関しては反論している。

「18歳でNBAに入ってきた時、僕は180ポンド(約82kg)だった。だから大きな選手相手にパワーで対抗するのはタフだった。レブロン(ジェームズ)やマイケル・ジョーダン、コービー(ブライアント)、シャック(シャキール・オニール)らベストプレイヤーたちは、フィジカルが強くペイントでも存在感を示していた。でも、僕はミッドレンジのシュートや3ポイント、スクリーン&ロールをより早くする試みや正しいパスを出すことを意識している」

今季、平均29.7得点、13.7リバウンド(ともにリーグ4位)、5.8アシスト、1.04スティール、1.08ブロック、シュート成功率55.3%、3ポイント成功率31.7%(79本成功)とオールラウンドな成績を残しているが、アデトクンボはより“完璧な選手”を目指しているという。

「フルスピードでドライブして、コーナーに正しいパスを通そうとするのは難しい。パスの精度を磨かないといけないし、自分に付け加えたい要素はたくさんある。それらを習得できれば、僕はもっと完璧な選手になって、チームの勝利を助け、よりプレイが簡単になる」

アデトクンボとハーデンとの間に勃発した“因縁”は、ひとまず沈静化することになりそうだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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