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レブロン・ジェームズが“生涯レイカー宣言”「どこにも行きたくない」

NBA Rakuten / 2020年3月23日 9時2分



インスタライブで「現時点で俺はどこにも行きたくはない」と断言


NBAは世界で蔓延する新型コロナウイルスの影響により、3月12日(日本時間13日)からシーズンの残り試合を無期限で中断している。各チームの練習施設は閉鎖され、選手たちは自主(自宅)隔離を余儀なくされているが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズはインスタグラムのライブ機能を利用してファンからの質問に答えた。

レブロンは2018年7月、クリーブランド・キャバリアーズからレイカーズへ移籍。初年度は鼠径部の故障もあって37勝45敗と負け越しに終わり、自身の連続プレイオフ出場は13年で途切れた。アンソニー・デイビスという強力なパートナーを迎えて復活を期した今季、平均25.7得点に加えてリーグ1位の10.6アシストを記録するなど、チームをウェスタン・カンファレンス首位に導く活躍を見せている。

レイカーズはすでにプレイオフ進出を決めているが、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断しており、再開時期やポストシーズンの有無は不透明な状況が続いている。そのなかで、レブロンは3月19日(日本時間20日)にインスタグラムのライブ機能を使ってファンと交流を図った。

『ESPN』や『CBSスポーツ』などがやりとりの内容を伝えており、「絶対にプレイしないチームはどこ?」という問いに対し、レブロンはこのように答えたという。

「絶対にプレイしないチームはどこかって? 俺はまだ現役なんだ。あらゆる選択肢を残しておきたい。でも、ひとつ言っておくよ。現時点で俺はどこにも行きたくはない。残りの現役生活をレイカーとして過ごしたいんだ」

レイカーズ加入時に4年総額1億5400万ドル(約171億円)の契約を結んだレブロンは、2020-21シーズン終了後に年俸4100万ドル(約45億6000万円)の契約を破棄してフリーエジェント(FA)になれる権利を保有している。

2016年のリーグ優勝時に生涯キャブズ宣言をしていたなかで、レイカーズに新天地を求めた過去もあり、『CBSスポーツ』のマイケル・カスキー・ブロメイン記者は、「息子のブロニーがNBA選手になる夢を実現させ、LA以外のチームにドラフトされた時、ジェームズは彼とプレイしたいと思うかもしれない。あるいはアンソニー・デイビスがFAでチームを去れば、チャンピオンシップを争う最高のチャンスは他の場所にあると考えるだろう」と将来的な移籍の可能性を指摘している。

今年1月、ヘリコプター墜落事故で亡くなったコービー・ブライアントの追悼式で、「レガシーを引き継いでいく」と宣言していたレブロン。残りのキャリアをレイカーズで過ごすことになるのか、目が離せなくなりそうだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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