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新型コロナウイルスに感染していたピストンズのスカウトが集中治療室から帰還

NBA Rakuten / 2020年4月7日 8時55分



容態急変も、9日間にわたる入院生活を経て回復


デトロイト・ピストンズのスカウトとして活躍するモーリー・ハンクスが、集中治療室から帰還した。彼は新型コロナウイルスに感染したため、テネシー州の病院に入院していた。

3月23日(日本時間24日)、救急車でテネシー大学のメディカルセンターに搬送された57歳のハンクス。『CBS Sports』によると、ハンクスの症状は当初ほとんど無かったが、搬送から24時間後に容態が急変したとのこと。その後、呼吸困難に陥ってしまった彼は、9日間にわたり人工呼吸器を必要とする生活を送っていた。

同メディアによると、ハンクスは容態が安定したため、4月4日(同5日)に退院し、自宅で2週間の自主隔離を行うとのこと。

「ハッピーエンディングを迎えられた」と喜びを語ったハンクスの妻スーザンさんは、入院中に夫がNBAコミュニティから多くの応援をもらっていたことを明かしている。

「夫は長い間バスケットボールビジネスに携わってきましたが、これほど多くの友人がいるとは思いませんでした。きっと感謝しきれないほどの応援をいただきました」

ハンクスはピストンズに所属する以前、ブルックリン・ネッツとトロント・ラプターズでもスカウトを務めていた。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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