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ウォリアーズのスティーブ・カーHC「中距離シュートは今でも重要」

NBA Rakuten / 2020年4月10日 10時0分



2018年のプレイオフで起きた実例を引き合いに出し、中距離シュートの重要性を説いた


ゴールデンステイト・ウォリアーズは、シュート力が高いステフィン・カリーとクレイ・トンプソンの『スプラッシュ・ブラザーズ』をオフェンスの中心として2015年に優勝を果たし、「ロングシュートを主体にするチームは優勝できない」という定説を覆した。

それ以降、NBAはスモールボールの時代に突入し、最近ではヒューストン・ロケッツが「中距離シュートは捨てて、3Pシュートとゴール下だけで得点する」というスタイルを確立した。

現代のトレンドを築いたウォリアーズだが、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は意外にも中距離のジャンプシュートが今でも重要だと考えているようだ。

ウォリアーズのテレビ中継で実況を務めるボブ・フィッツジェラルドのポッドキャスト『RUNNIN' PLAYS』に出演したカーHCは、最近のオフェンスのトレンドについて以下のように語っている。

「最近では、全てのポジションの選手がシュートすることがトレンドになっている。だが、私がいつも思い出すのは、数年前のプレイオフにおけるヒューストン・ロケッツとの第7戦だ。その試合で、彼らは28本連続で3Pシュートを外した(実際には27本)。その間に、ケビン(デュラント)とステフ(カリー)は中距離のプルアップ・ジャンパーを次々に決めた」

2018年のウェスタン・カンファレンス・ファイナル第7戦。試合は第2クォーター残り6分43秒にエリック・ゴードンが3Pシュートを決めた時点で、ロケッツが42対28と大量リードを奪う。しかし、そこからロケッツの3Pシュートは全く決まらなくなり、第4クォーター残り6分28秒にようやく3Pシュートが決まった時には、ウォリアーズが89対79と逆転し、そのまま勝利を飾った。

「プレイオフでは、各チームが相手のオフェンスのやりたいことを阻止するためにディフェンスを特別に改良してくるから、中距離シュートの重要性が増すんだ。彼らは、レイアップや3Pシュートを阻止することに集中するからね」

「3Pシュートを多投し、フリースローを貰い、レイアップを決めるだけで試合に勝ちたいと思うかもしれないが、中距離シュートのことも忘れてはいけない」



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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