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ニックスの最優先事項はジュリアス・ランドルのトレードか

NBA Rakuten / 2020年4月13日 12時0分



フロントはランドルの自分本位なプレイスタイルに疑問


『CBSSPORTS.COM』のサム・クイン記者によると、ニューヨーク・ニックスのレオン・ローズ新球団社長は、フォワードのジュリアス・ランドルのトレードに着手するつもりのようだ。

今年3月にニックスの球団社長に就任する以前は、大手代理人事務所であるCAAのバスケットボール部門の共同代表だったローズ。代理人時代にはレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)、カーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)といった大物選手のほか、現在ニックスに在籍するランドル、エルフリッド・ペイトン、フランク・ニリキナらも担当していた。

チームを強化するにあたり、ローズはかつてエージェントとして担当した選手を客観的な視点で見る必要がある。しかし、2021-22シーズンの契約がチームオプションになっているランドルをトレード候補にすることは想像に難しくないと『New York Post』のマーク・バーマン記者は報じている。

2014年のNBAドラフト1巡目7位指名でNBA入りしたランドルの才能に否定の余地は無いが、自分で得点することだけを考えてパスを出さない彼のプレイスタイルに不満を感じるチームメイトも多い。今シーズン、ランドルは1試合平均19.5得点を記録しているが、アシスト数はわずか3.1本。キャリア通算で見ると、ランドルの平均アシスト数(2.8)は、平均ターンオーバー数(2.5)とほぼ同じだ。

ランドルのもうひとつのウィークポイントは、3Pシュートが苦手なこと。ニューオーリンズ・ペリカンズでプレイした昨シーズンには、キャリアで初めて3P成功率3割超え(34.4%)を達成したが、今シーズンは再び2割台(27.7%)に落ち込んでおり、29.5%というキャリア通算成功率も褒められたものではない。

自ら得点することを第一とし、ゴール下に突進することを好むランドルは、相手チームのディフェンスにとって恰好の標的になる。

ランドルとニックスの契約は来シーズンまでは残っているので、すぐにトレードされることは無いかもしれない。だが、仲間にパスすることを覚えないようであれば、たとえ球団社長のローズが元エージェントだったとしても、ランドルはニューヨークを去ることになるだろう。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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