元NBA選手のジェレミー・リンが、コロナ対策の義援金として100万ドルを寄付
NBA Rakuten / 2020年4月14日 11時0分
アメリカにおけるアジア系の人々に対する人種差別を懸念
元NBA選手のジェレミー・リンが、新型コロナウイルス対策の義援金として総額100万ドル(約1億800万円)を寄付することを4月13日(日本時間14日)に発表した。
かつてニューヨーク・ニックスで活躍し、“リンサニティ”と呼ばれる一大ムーブメントを巻き起こしたリンは、2010−11シーズンから昨シーズンまでNBAでプレイ。今シーズンからは、中国リーグCBAの北京ダックスに在籍している。
リンは先日、アメリカのドナルド・トランプ大統領が同ウイルスを「中国ウイルス」と表現したことを批判。同ウイルス対策への金銭的支援を約束すると同時に、トランプ大統領の発言はアジア系の人々に対する人種差別を助長することになりかねないと、以下の通り自身の経験を交えて懸念していた。
「僕は、これまでアジア人という理由で多くの差別を受けてきた。(アジア人は目が小さいという固定概念から)ちゃんと見えているのかと聞かれたこともあれば、国へ帰れと言われたこともあった。NBAで絶頂にあった“リンサニティ”の時期でさえ、僕はアジア系のブラックジョークの対象となっていた」
実際にアメリカでは、アジア系の人々をターゲットとした暴行事件に発展するケースも出ている。そんななか、いまだアメリカで影響力のあるリンが送ったメッセージは、アジア系の人々をウイルス感染の二次被害から守る上で、大きな意味を持つことになるだろう。
(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
この記事に関連するニュース
-
前嶋和弘・上智大学教授「日本には米国を国際社会につなぎ止める役割が期待される。世界秩序構築をリードする覚悟で」
財界オンライン / 2024年6月26日 7時0分
-
ドナルド・トランプが米国民に“大人気”なワケ【経済の専門家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月20日 11時15分
-
人種差別が当たり前に存在していたアメリカのスポーツ界…リベラルな風が吹き荒れるアメリカで〈大谷翔平〉が活躍することの意味
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月19日 11時15分
-
「信じ難いほど不人気...」ガザ戦争で逆風のバイデン、再選のカギ握るのは「激戦州の少数派」
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月5日 10時43分
-
前所有者の家もいたずらされていた、大谷翔平夫妻の12億円新居エリアにに潜む光と闇
週刊女性PRIME / 2024年6月3日 21時0分
ランキング
-
1【巨人】阿部監督は勘違い連発の審判団を擁護「審判の方も人間ですから」
東スポWEB / 2024年6月30日 19時1分
-
2【陸上】衝撃Vの久保凜 いとこは久保建英 サッカー少女時代の憧れは澤穂希とブラジルのスター選手
スポニチアネックス / 2024年6月30日 17時19分
-
3大谷翔平の26号は「昨日じゃなかった?」 3時間45分の死闘…指揮官のボケに報道陣爆笑
Full-Count / 2024年6月30日 12時34分
-
4陸上日本選手権の裏で…男子100m今季世界最高9秒77が誕生、サニブラウンのパリ五輪強敵に
THE ANSWER / 2024年6月29日 15時8分
-
5【広島】巨人に惜敗の新井監督 6月首位について「失礼なこと聞くね、君。当然でしょ」
東スポWEB / 2024年6月30日 18時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)