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ベン・シモンズは「3ポイントを打つ必要はない」 名将ラリー・ブラウンが独自見解

NBA Rakuten / 2020年5月14日 10時5分



名将ラリー・ブラウン、ベン・シモンズの“課題”3ポイントに見解 「打つ必要はない」


フィラデルフィア・76ersのベン・シモンズは、身長208cmを誇る大型ポイントガード(PG)として2年連続でオールスター出場も果たしている。その類まれなオールラウンドな能力に疑いの余地はないが、唯一の課題とされるのが成功率わずか8.7%の3ポイントシュートだ。しかし、NBA歴代8位の通算1098勝を誇る名将ラリー・ブラウンはその懸念に釘を刺した。

2016年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたシモンズは、トレーニングキャンプで右第5中足骨を骨折してルーキーイヤーを全休。実質1年目となった2017-18シーズン、81試合に出場して平均15.8得点、8.1リバウンド、8.2アシストを記録して新人王に輝いた。以降、センターのジョエル・エンビードと並ぶ大黒柱としてチームを牽引している。

シモンズは昨夏からパーソナルトレーナーを雇い、チーム練習とは別にトレーニングを実施。シュートフォーム矯正に取り組み、昨年11月20日(日本時間21日)のニューヨーク・ニックス戦で4年目にして初の3ポイントシュートを成功させた。しかし、キャリア通算の成功数は23本中2本のみ。エンビードはセンターながら今季だけでチーム6位の3ポイント161本を放って56本を成功(成功率34.8%)しており、ブレット・ブラウンHC(ヘッドコーチ)の「ベンには3ポイントを打ってほしい」という発言が取り沙汰されたこともあった。

アレン・アイバーソンが在籍した期間に6年間、76ersを指揮したラリー・ブラウンは、『NBC Sports Philadelphia』でエンビードとシモンズの強力デュオに言及。カンザス大時代から知っていたというエンビードに関しては、元NBAドラフト全体1位指名のダニー・マニングを引き合いに出し、「カンザス大に行った史上最高のプレイヤー。彼より優れたビッグマンがいるとは思わない。彼以上に支配的な選手は誰もいない」と称賛した。一方で、シモンズのジャンパーについて問われると、“周囲の雑音”に惑わされる必要はないと持論を展開している。

「フィリーの人々がベン・シモンズの3ポイントについて心配しているのが信じられない。あの子(シモンズ)はリーグの誰にも負けないくらい良い選手だ。3ポイントを打つ必要はない。この発言で、神は私を罰するかもしれないけどね」

古巣76ersの将来を担う有望株シモンズに、ラリー・ブラウンは大きな期待を寄せていた。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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