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ビンス・カーター、2001年の卒業式出席&プレイオフ第7戦の“掛け持ち”を回顧「同じ決断をする」

NBA Rakuten / 2020年5月18日 10時55分



ビンス・カーター、2001年の体験談で大学卒業生に“金言”「今、この瞬間を生きろ」


アトランタ・ホークスのビンス・カーターが17日(日本時間18日)、球団の公式ツイッターを通じて“ブラックカレッジ”と言われる歴史的黒人大学(黒人学生への大学教育を理念に設立された大学)の卒業生に向けてメッセージを発信した。

神様マイケル・ジョーダンと同じノースカロライナ大出身のカーターは、大学3年時の1998年にNBAドラフトへのアーリーエントリーを宣言。全体5位でゴールデンステイト・ウォリアーズに指名された後に、トロント・ラプターズへトレードされた。平均18.3点、5.7リバウンド、3.0アシストを記録して新人王に輝くと、2年目の1999-2000シーズンにはオールスターに出場。同年のスラムダンクコンテストでも規格外の跳躍力で3回の50点満点を叩き出し、圧巻の優勝をきっかけに瞬く間にスターダムに駆け上がった。

NBA史上初めて4つの年代(1990、2000、2010、2020)でプレーした選手として名を刻んだカーターは、「2020年度の卒業おめでとう。君たちは成功を収め、ここまで来たんだ。私もかつて、君たちと同じ立場にいた。(大学を)卒業して、卒業証書を手にする機会に興奮したよ。でも私は、プロキャリアにおいて最も重要なゲームにも出場していた。両方とも同じ日だったんだ」と振り返った。

2001年5月20日(日本時間21日)、カーターは午前9時にノースカロライナ大チャペルヒル校での卒業式に出席。午後7時には、ファラデルフィアで行われた76ersとのカンファレンス準決勝第7戦に出場した。相手エースのアレン・アイバーソンに負けず劣らずシリーズ平均30.4得点、6.0リバウンド、5.6アシストを記録したカーターだったが、この最終戦では逆転を懸けた残り2秒のショットを外して敗退が決定。シリーズ終了後に卒業式出席が報じられ、批判を浴びることになった。

しかし、カーターは自分の決断に後悔はないとし、卒業生たちに“金言”を送っている。

「私にとっては精神的にも肉体的にも堪える日だったけど、両方の目標を実現させることができた。もし、もう一度同じ局面を迎えたとしても、同じ決断をするだろう。君たちに言おう。今、この瞬間を生きろ。ハードワークを貫くんだ。君たちは未来のリーダーだ」

投稿に対しては、ファンから「ビンサニティは紳士だ」「ビンスに幸あれ」「これは素晴らしい。ありがとうビンス」と称賛の声が上がっていた。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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