ネッツのトーリアン・プリンスが新型コロナウイルス陽性で再開シーズン欠場へ

怪我人含め、チームとしては7人目のシーズン不参加選手

新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたブルックリン・ネッツのトーリアン・プリンスが、フロリダ州オーランドで再開されるシーズンを欠場すると、7月7日（日本時間8日）に『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

プリンスは、陰性と診断されるまで自主隔離し、その後にオーランドでチームに合流したとしても、7月30日（日本時間31日）のシーズン再開までにバスケットボールをプレイできる体を作ることが難しいと判断したようだと、ウォジナロウスキー記者は伝えている。

2016年のNBAドラフト1巡目12位指名でアトランタ・ホークスに入団したベイラー大出身のプリンスは、昨オフのトレードでネッツに移籍。今シーズンは64試合に出場して（うち61試合に先発）、1試合平均12.1得点、6.0リバウンドを記録していた。

ネッツはケビン・デュラント（アキレス腱断裂）とカイリー・アービング（肩の怪我）のほか、中心選手のスペンサー・ディンウィディー、ディアンドレ・ジョーダン、ウィルソン・チャンドラー、ルーキーのニコラス・クラクストン（肩の手術）らが再開後のシーズンに参加しないことがすでに決まっている。

チーム状況は苦しいが、その一方で、アービングとディンウィディーに次ぐ平均得点を記録しているキャリス・ルバート（17.7得点）とジョー・ハリス（13.9得点）や、若手センターのジャレット・アレンにとっては、更なるステップアップのチャンスとも言える。

現在30勝34敗のネッツはイースタン・カンファレンス7位でシーズン再開を迎えるが、9位のワシントン・ウィザーズとは6ゲーム差あるものの、8位のオーランド・マジックとは僅か0.5ゲーム差しか離れていない。

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