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ジャマール・クロフォード、ネッツとの契約に歓喜「夢の中の出来事かと思った」

NBA Rakuten / 2020年7月19日 8時59分

「このまま引退することも頭をよぎっていた」と胸中を明かす


7月8日(日本時間9日)にブルックリン・ネッツと契約したベテラン選手のジャマール・クロフォードは、再びNBAでプレイすることを心の底から喜んでいるようだ。

15日(同16日)のビデオ会見でクロフォードがネッツとの契約について語った内容を、『ESPN』のニック・フリーデル記者が伝えている。

「信じられない気持ちだった。ネッツと契約した夜、俺はふと目を覚まして『あれは本当に起こった出来事なのか? 俺は夢を見ていたのか? ネッツは本当に俺に電話してきたのか? 俺は本当にネッツの契約書にサインしたのか?』と考えたんだ。そして、それは現実だった」

「俺は神に感謝した。そして、俺をサポートしてくれた全ての人々に感謝した。それは本当に幸せなことだ。約1年間もNBAチームと契約できず、このまま引退を余儀なくされることも頭をよぎっていたからね」


個人技で得点を重ねることができる“インスタント・スコアラー”のクロフォードは、39歳の誕生日から約1か月後の2019年4月9日(同10日)に行われた2018-19シーズン最終戦のダラス・マーベリックス戦でキャリアハイの51得点を記録したが、その試合を最後にNBAの舞台から遠ざかっていた。

なかなかNBAチームと契約できなかった当時の心境について、クロフォードは以下のように語ったという。

「正直、色々な気持ちが交錯した。最初はイライラしたし、状況が理解できなかったし、何が起こっているのか分からなかった。その時、俺は『俺のキャリアを見てみろ。俺はベスト・チームメイト賞を受賞したばかりだぞ』と思っていた。昨シーズンの俺は、もうリーダーシップを発揮するような選手ではなかったかもしれないが、コートに立つ時には『よし、プレイするぞ』とチームメイトに声をかけていたし、まだ高いレベルでプレイできる自信もあった。だから、状況が理解できなかったんだ」

「だが、神が俺に『キャリア最後の試合で、ベンチ出場ながら51得点を記録したのなら、素晴らしい幕引きじゃないか』と語りかけているのだと考えるようになって、気持ちが安らいできた。そして、俺は家族との時間を楽しむようになった。でも、NBAに復帰できることは嬉しく思っている。妻と子供もネッツとの契約を後押ししてくれた。俺は、愛するバスケットボールを続けるために、NBAチームからの電話を待ちながらトレーニングを続けていた。愛する者のためなら、どんなものでも喜んで差し出す覚悟を持たないといけない」

さらに、クロフォードは、多くの選手がネッツとの契約を祝福してくれたことへの感謝の気持ちを語ったと、フリーデル記者は伝えている。

「とても感謝している。仲間から尊敬されるのは何よりも素晴らしいことだ。俺は、ずっと昔に『周りの人からは色々な見方をされるが、仲間からの尊敬を勝ち取ることが何よりも大切なことだ』ということを学んだんだ。だから、仲間たちのツイートやサポートが嬉しかったし、彼らには本当に感謝している。それは、とても幸せなことだ」



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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