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ウィザーズの八村塁、ウェスト“トップ3”との練習試合に意欲「挑戦者として積極的にやる」

NBA Rakuten / 2020年7月20日 12時20分

練習試合ではナゲッツ、クリッパーズ、レイカーズとウエストの強豪と対戦予定


ワシントン・ウィザーズの八村塁が7月19日(日本時間20日)、シーズンが再開されるフロリダ州オーランドで『Zoom』を通じての取材に応じた。

ウィザーズは司令塔のジョン・ウォール(左足アキレス腱断裂のリハビリ)、今季リーグ2位の平均30.5得点を挙げていたブラッドリー・ビール(右肩の故障)、平均15.4得点と3ポイント成功率42.4%を記録しているダービス・ベルターンス(怪我のリスク回避)ら主力が不参加。ルーキーの八村が代役エースとして期待される状況にある。八村は自らを「僕は声でというか、プレイで引っ張りたいほう」と話しつつ、リーダーシップに意欲を覗かせる。

「今、リーダーのブラッド(ビール)とかジョン(ウォール)がいないので、チーム全体でみんながリーダーとなって、お互いを引っ張っていかないといけない。若いのでそこが大事になると思います。僕らは若いチームなので、どんどん積極的にやっていくことでチームのケミストリーが生まれていく。コーチは(僕に)、リバウンドを取ってそのまま速攻で攻めていくというのを望んでいるので、(練習でも)意識してやっています」

外国人記者からは、ビール、ベルターンス不在のため3ポイントシュートに関する質問も飛んだが、八村は自粛期間が明けてアーチの改善に着手中。「僕は心配していないし、プレッシャーもない。それは僕の(得意な)プレイではないけど、シュートの時がくれば打つだけ」と不安がないことを強調している。


7日夜(同8日)にオーランドに到着したウィザーズは、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設けられたバブル(隔離地域)に入り、34時間の隔離を経て、9日(同10日)から練習をスタート。すでに現地で1週間半が経過し、全体練習も5対5など負荷の高いメニューに移行している。

NBAは7月22日(同23日)から他チームとのスクリメージ(練習試合)が開始予定。ウィザーズはデンバー・ナゲッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ロサンゼルス・レイカーズというウェスタン・カンファレンスの勝率トップ3と対戦する。

3月10日(同11日)のニューヨーク・ニックス戦を最後に実戦から遠ざかっているだけに、無観客とはいえ八村も「すごく楽しみです。ずっと試合ができていなかったので、やっと戻れる。こういう大変な状況でバスケットボールができることに感謝したいです」と胸中を語った。

「僕もあまり無観客で試合をやったことがないので分からないですけど、どちらかというと練習試合のような感じになると思います。NBAも試合感覚になるようにいろいろやっているらしいので楽しみです。22チームだけのバブルにいて、試合もプレイオフ(に出るような)チームだけの対戦になる。僕らも来季以降プレイオフチームになっていくと思うので、いい経験ができると感じました。シーズン中盤でレイカーズとクリッパーズと連戦で戦ったけど、そこでボコボコにされた記憶があって、点数(レイカーズ戦は103-125、クリッパーズ戦は125-150で黒星)だけでなく内容的にもすごく情けない試合をしました。チームは若いですけど、僕らも挑戦者として積極的にできたらいいと思います」

八村は、今季Gリーグのテキサス・レジェンズでプレイし、会見前日にNBL(オーストラリア)のメルボルン・ユナイテッドと契約した先輩の馬場雄大についてもコメントを残している。

「僕も雄大さんに連絡しておめでとうと言いました。雄大さん自身もそこ(オーストラリア)でプレイすることを目標にしているわけではなくて、NBAを目指してやっている。ただ、来シーズン、GリーグどころかNBAのシーズンですら(どうなるか)分からない状況なので、雄大さんはいい決断をしたんじゃないと思います」



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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