バックスのヤニス・アデトクンボが再開シーズンに自信「チームはとても良い状態に仕上がっている」

コンディションは試合を重ねるごとに改善していくと語る

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが、記者団とのインタビューで「チームはとてもいい状態に仕上がっている」と再開シーズンへの意気込みを語った。その内容を『AP通信』のスティーブ・メガージー記者が伝えている。

「僕らのケミストリーはとても良い。みんな笑顔で、楽しみながら練習に励んでいるよ。僕らに改善の余地があるかって？間違いなくもっと良くなるよ。試合を重ねていくことで、このチームはもっと良くなると信じている」

昨季MVPのアデトクンボ率いるバックスは7月23日（日本時間24日）、サンアントニオ・スパーズとスクリメージ（練習試合）で対戦。この試合、3ポイントは5本中1本、フリースローも8本中3本のみの成功とシュートタッチがあまり良くなかったアデトクンボだったが、2ポイントシュートを8本すべて決め、21分間でチーム最多の22得点を記録し、チームの113対92での勝利に貢献している。第3Q（クオーター）残り10秒を切った時点で仕掛けたドライブからロビン・ロペズの3ポイントに繋げたノールックパスは、この試合のハイライトとなっている。

試合には圧勝したが、約4か月に及んだリーグの中断期間から復帰したばかりということもあり、コンディションは万全でなかったようだ。試合後のインタビューでアデトクンボは、久々の試合で疲労を感じていたことを明かしている。

「疲労を感じていた。けど、プレイオフに進むまでには、あと2回のスクリメージとシーディングゲーム（再開後の8試合）が残っている。それまでにプレイオフで戦えるようにコンディションを整えたいと思っているよ。疲労を感じずに35、40分プレイしたいからね」

シーズン中断前の時点で53勝12敗だったバックスは、イースタン・カンファレンス2位のトロント・ラプターズに6.5ゲーム差をつけて首位を走っており、プレイオフ進出もすでに確定させている。リーグ全体でも首位に立つバックスがリーグ優勝を果たすためには、万全な状態のアデトクンボが不可欠となる。

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